立会人「妨害行為」、点検打ち切る…山口知事選(読売新聞) - goo ニュース
山口県知事選の宇部市俵田翁記念体育館で行われた同市の開票作業で、開票立会人の点検が長引き、同市選管が「妨害行為にあたる」として点検を途中で打ち切っていたことがわかった。
確定時刻は予定より約1時間10分遅い30日午前1時40分までずれ込んだ。
市選管によると、立会人は飯田陣営が選任した男性で、午後9時半から、「計数器が信用できない」などとして、有効票を1枚ずつ点検し始めた。さらに、男性が大声を出して投票用紙を机にたたきつけるなどしたため、市選管は「通常の開票作業が出来なくなる」と判断。点検時間を午前1時半までと男性に通告、飯田陣営から開票作業終了の同意を得て、選挙結果を確定させた。この遅れで、市職員45人の残業代が予定より計約30万円増えたという。
山口県知事選で当選した山本氏と落選した飯田氏。
保守派と市民派。
山口県民は堅実さを選んだという事なんでしょうか。
それにしても、飯田氏選任の立会人の非常識さが目立っています。
負けそうだと思ったら何でもする、「やけのやんぱち」ですね。
市民運動家の典型的姿を見るようです。
脱原発はわかりますが、時代の流れに流される危うさもあるのでは。
脱原発と叫んでも、代替策をはっきり示せない現状。
市民活動家の言葉巧みな言論にうまく乗せられた真面目な一般市民。
彼らは原発ゼロの生活がどのようなものか想像しているのでしょうか。
単純に自分たちが節電すれば乗り切れると思っている様な気がしてなりません。
あらゆる面で影響がある事を知っての「脱原発」「原発ゼロ」と言っているのでしょうか。
「脱原発」と言うなら、それなりの覚悟が必要だと思います。
失業者が増え、発展途上国並みの生活水準になる可能性もあります。
失業してもそれに耐え得るという覚悟があるのでしょうか。
自分は失業しないとタカをくくって、市民活動家たちに踊らされデモに参加し、
脱原発を叫ぶ候補者を支持する一般市民。
今一度、原発ゼロになった時の生活を想像し、
失業した時の生活の術を考えてみては如何でしょう。
脱原発を叫んでいる坂本龍一氏、大江健三郎氏、瀬戸内寂聴氏、落合恵子氏
彼らは原発ゼロになっても全然困らない方々です。
それなりに財を蓄えているでしょうし、夏は避暑の為軽井沢の別荘に行けばいいし、
冬は冬で暖炉に薪をくべて暖を取ればいいのです。
それでも駄目なら、海外へ脱出と言う手もあるでしょう。
そんな彼らに扇動されるのは滑稽です。
もっと現実を見つめるべきではないでしょうか。
もちろん原子力発電には万が一の事故の際、最悪地球規模の災害になり、
環境破壊を引き起こし、命も脅かされます。
出来る事なら、すぐにでも原発ゼロにすべきだと多くの国民は思っているでしょう。
その為には安定したエネルギーが必要ですし、産業を活性化する方策も考えなくてはなりません。
それらの事がクリアしてから初めて、「脱原発」ですし「原発ゼロ」です。
将来の見込みも示せず、単に「脱原発」を叫んでいる政治家なら
ただの市民運動家となんら変わりはないです。
政治家ならまともな政策を示してこそ、まともな有権者に支持されるでしょう。
展望もなく、いい加減な政策ではそのうち破綻するだけです。
多くの国民が3年前、夢の様な政策に騙され民主党を選びました。
そして騙されたとわかった時には、すでに遅し。
どれだけ国益を損ねたことでしょう。
私たちは同じことを繰り返しては、なんら成長していないということになります。
同じ轍を踏まない為にも、有権者はじっくり先の先まで考え、見極める必要があると思います。