移設反対の辺野古基金、寄付目標額は3.5億円(朝日新聞) - goo ニュース
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の同県名護市辺野古への移設阻止を目的とした「辺野古基金」の設立総会が13日、那覇市内で開かれた。来年3月末までの寄付目標額を3億5千万円とすることや共同代表などを正式に決めた。基金には11日までに約1億8500万円が集まったという。
総会には辺野古移設に反対する地方議員や市民団体関係者、経済人らが出席。運営基金1億7千万円、積立金1億5千万円などに充てることを決めた。具体的な使途は今後決めるが、日米の新聞に意見広告を出す見通し。これまでの寄付は約1万5千件で、約7割が県外からという。
共同代表の一人で、県内でスーパーなどを展開する金秀グループの呉屋守将(ごやもりまさ)会長は「オール沖縄からオールジャパンの取り組みになった」と強調。来賓として招かれた翁長雄志知事は「あらゆる手段を駆使して辺野古に(新基地を)つくらせない。私たちの覚悟のほどを見せながら乗り切っていきたい」と語った。
基金の共同代表には、映画監督の宮崎駿さんやジャーナリストの鳥越俊太郎さんらが名を連ねている。(吉田拓史)
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