石垣市が尖閣諸島の標柱作製、国に上陸申請へ 日本固有の領土を明確にする狙いも(夕刊フジ) - goo ニュース
2021/08/24 17:15
沖縄県・尖閣諸島が日本固有の領土であることを広く示そうと、同県石垣市が島名などを刻んだ標柱を製作し、23日公開した。今後は魚釣島など尖閣5島に設置する方針で、国に対し上陸申請を行うことにしている。
「尖閣周辺に中国公船が連日出没し、大変厳しい状況が続いている。尖閣について国民に広く正しく知ってもらうことが大切だ」
中山義隆市長は23日の記者会見でこう語った。
標柱は高さ108センチ、幅30センチ。石垣島産の御影石でつくられ、表面に「八重山尖閣諸島 魚釣島」などの島名が、裏面に「沖縄県石垣市字登野城尖閣二三九二番地」などの住所地名(字名)が刻まれている。
尖閣諸島を行政区域とする石垣市では昨年10月、字名を「石垣市字登野城」から「石垣市字登野城尖閣」に変更した。標柱製作は行政手続きの一環で、合わせて日本領土であることを明確にする狙いもある。
石垣市は尖閣諸島の標柱「八重山尖閣諸島魚釣島」「八重山尖閣諸島南小島」「八重山尖閣諸島北小島」「八重山尖閣諸島久場島」「八重山尖閣諸島大正島」設置の為、それぞれの島への上陸を国へ申請するとの事です。
尖閣諸島は日本固有の領土ですし、その証拠もあり歴とした日本領土です。
ところが日本政府は一般人はおろか行政区の石垣市にも上陸を許可していません。
上陸できるのは政府だけだとの主張を繰り返しています。
ところがその政府でさえ上陸をしようとしていません。
まるで中国に気を使っていると言うか、中国の逆鱗に触れたくないのか腫れ物に触るような対応です。
これでは中国と棚上げ状態にしようと密約でもしていると思ってしまいます。
この事について、加藤官房長官は木で鼻を括ったかのように、
「政府は尖閣諸島および周辺海域の安定的な維持管理という目的のため、原則として政府関係者をのぞき、何人も上陸を認めない」と。
石垣市による尖閣諸島への上陸申請「原則認めない」 加藤長官(産経新聞) - goo ニュース
安定的な維持管理ってどういう事なのでしょう。
それなら政府関係者は上陸した事があるのかと問いたいです。
石垣市の中山市長は次の投稿をしています。⇩
尚、この度の標柱製作の費用は「尖閣諸島情報発信事業」で全国の皆様から寄せられたふるさと納税の基金の一部を活用させて頂きました。
— 中山よしたか(石垣市長) (@yoshitaka_ISG) August 23, 2021
ご寄付頂きました皆様に心より感謝申し上げます。
今後は「尖閣諸島の情報発信拠点」の設置に向け、鋭意取り組んで参ります。
また地元の八重山日報には詳細が書かれています。⇩
尖閣設置の標柱完成 市長、国に上陸申請へ | (yaeyama-nippo.co.jp)⇩石垣市が建立した行政標柱と標板(1969年:昭和44年)
左:行政標柱(魚釣島)右:尖閣諸島各島の名称を記載した行政標板(撮影:新納義馬氏)
中国は尖閣周辺の接続海域入域や領海侵入だけでなく、領空侵犯も連日しています。
8月20日~22日、オホーツク海、日本海、東シナ海及び太平洋において、領空侵犯のおそれがあったため、空自北部航空方面隊等の戦闘機が緊急発進し、対応しました。防衛省・自衛隊は、引き続き、我が国の領域と国民の皆様の平和な暮らしを守るため、24時間365日、対応に万全を期していきます。 pic.twitter.com/AxUTqKoQK9
— 防衛省統合幕僚監部 (@jointstaffpa) August 23, 2021
また1週間前には中国漁船の漁が解禁され200隻以上の漁船が東シナ海方面に出漁しています。
漁民たちは中国政府からは尖閣周辺に近寄るなとの言われているようですが、
そこは中国、いつ何時尖閣に上陸しろと漁民に命令するかも分かりません。
日本政府はこんな及び腰で尖閣を守り切れると思っているのかと思いますし、
ここまで言い切るところを見ると、やはり中国と密約しているとしか思えません。
そんな密約、いざとなれば中国はいとも簡単に破るでしょう。
その時に、地団駄踏んでも遅いです。
国内外に尖閣諸島は日本領土だと示す為にも標柱設置は当然ですし、
上陸して島内をくまなく調査し、自衛官などの公務員を常駐させるべきです。
何でもかんでも与党の反対をする野党ですが、こんな時こそ政府を問い詰めてもらいたいです。
それでこそ政権交代を目指す野党としての存在意義です。(立憲・共産連立政権はお断りですが)