新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」による感染再拡大で、政府が千葉県に蔓延防止等重点措置の適用を決めたことを受け、県は19日2月13日まで。
県によると、飲食店は原則4人以内での利用としたが、結婚披露宴に限っては「かなり早い段階から出席者が特定できる」(熊谷俊人知事)として、全員が検査で陰性を証明すれば5人以上でも利用を認める。
営業時間は、県が定めた感染防止基準を満たした認証店(98軒)や確認店(約2万6700軒)は午後9時まで、それ以外の店舗は同8時まで。酒類提供も認証店と確認店に限った。
一方、営業制限に協力した飲食店に対する協力金も認証店と確認店に限って支給。支給額は、個人事業主や中小企業の場合、売上高に応じて1日当たり2万5千円〜7万5千円とした。関連経費は計230億円で、財源はすべて国庫支出金となる。
県立学校の授業は継続するが、部活動は平日のみ3日以内で、部室などでの飲食は禁止とした。(以下略)
武漢コロナは飛沫感染ですよね。
マスクをしていればかなり防げます。
反対に陽性者がマスクをせずに会話すればウイルスをまき散らすという事になります。
飲食店が槍玉になっておかしいという人がいます。
飲食店で移るよりも家庭内や学校で移る方が多いという人も。
そりゃあ、これだけ蔓延したらどこで感染したのかよくわからない人もいるでしょう。
でも、やはりどこかで気の緩みというか、無意識のうちにウイルスの付いた手で物を食べたり、
会食中にマスクなしで隣の人に話しかけて移る場合もあるのではないですか。
また飲食店だけでなく、社員食堂やデスクでの間食で移る場合もあります。
感染経路が分からない、考えられるのは満員電車での通勤かも。と言う人も。
満員電車も怪しいですが、そうだとしたらもっと感染者が増えている筈です。
NHKで「サラメシ」という番組があります。
結構よく観るのですが、これじゃダメでしょと思う場面もチラホラ。
昨夜もありました。
パーティションがあるのはいいのですが、前面だけで横面に設置していない店で、
食事中に横の人と会話していましたが、あれは完全にアウトです。
また1年ほど前ですが、クリニックでの休憩室はかなり狭く、仕切りも何もない部屋でのお弁当。
和気あいあいとした昼食風景でしたが、あれも完全にアウトです。
もしも一人でも陽性者がいれば感染してしまうでしょう。
友達だから大丈夫、同僚だから大丈夫と思っているのでしょうか。
ではその根拠は何ですか?
各事業所には感染防止のガイドラインが定められています。
飲食店にもあります。
約1年半前から多くの自治体では感染防止ステッカー貼付を推奨していましたが、
殆どの自治体は経営者に丸投げで検査もしていなかったようです。
それでは駄目だと昨年夏ごろには自治体が検査をし、認証された店に新たなステッカーが。
全ての飲食店が認証されたと思っていたら、ここ最近の報道でそうではないと知りました。
認証店か否かで補助金に差をつけて、まさに正直者が馬鹿を見るような仕組みにしていました。
これじゃダメでしょ。
ところで千葉県では「認証店」と「確認店」があるようですが、産経新聞によると、
千葉県のコロナ飲食店対策「認証店」以外に「確認店」新設 来月から新たなステッカー - 産経ニュース (sankei.com)
感染防止対策を満たす飲食店に、「確認店」
それよりも厳しく49項目の基準を満たした飲食店に「認証店」
との2つの制度を設けている様です。
本当に飲食店を守るのなら、厳しいすべての店が「認証店」にして欲しいです。
経費がいるなら、その為の補助を出すべきです。
チマチマと協力金を出すより、余程有効です。
また感染防止策の徹底を個々人にも啓発すべきです。
オミクロン株がデルタ株よりも感染力が強いが、病原性が弱いと言われていますが、
それでも手洗いマスク、密の回避や換気に気を付けて感染防止を怠らないで欲しいです。
以前は高齢者の陽性者が多く、それも中等症や重症者も多かったです。
しかしワクチンのお陰で高齢者の陽性者も減り、最近は若い人、特に児童や幼児の陽性が目立っています。
特に幼児はマスクの徹底は無理ですし、ワクチン接種もしていません。
大人から感染した幼児が保育園や幼稚園で友達に移して、そして家庭に持ち帰る。。。
感染のスパイラルです。
飲食店だけが悪いとは言いませんが、それでも経営者は感染防止対策を徹底し、
利用する人も会話時はマスクの着用をしてもらいたいです。
繰り返しになりますが、小学校低学年以下の子供たちへの感染を防いで欲しいです。
最近知ったのですが、妊婦さんも重症化リスクが高いそうです。
お子さんが保育園からウイルスを家庭に持ち込み、妊娠中の母親が感染する。。。
同じく、夫が職場や飲食店からウイルスを家庭に持ち込み、妊娠中の妻が感染する。
もう最悪としか言いようがありません。
各自、自分は大丈夫だと思わないで欲しいです。
自分は大丈夫でも周りの人が大丈夫でない場合もあると理解して欲しいです。