会議で茂木自民党幹事長は「皇位継承の問題を切り離し、皇族数の確保を図るのが喫緊の課題」と指摘。立憲民主党の野田元首相が意見集約スケジュールを示すよう求めたのに対し、細田氏は「いつまでとは申し上げない」と答えた。

皇室について最大の問題、懸念することは皇位継承問題です。

皇位継承第1位が秋篠宮皇嗣殿下56歳。

第2位が悠仁親王殿下15歳。

第3位が常陸宮殿下86歳。

今上陛下が61歳ですし、常陸宮殿下が86歳ですから

実質的には次世代の天皇は悠仁殿下ただ一人となります。

ですから皇族数の確保よりも皇位継承について考えるのが先決です。

にもかかわらず、皇族数確保が喫緊の課題とは何とピント外れの発言かと思ってしまいます。

 

勿論、次世代の天皇をお支えする皇族が誰もいなくなれば困ります。

しかしこのままでは悠仁殿下より次の世代の天皇がいなくなり、

その時点で皇室が終わってしまいます。

それでも皇族数の確保だと茂木さん。

という事は岸田政権は女性天皇、女系天皇を目論んでいると思われても仕方ありません。

 

男系男子で2600年以上連綿と続いてきた皇統は世界広しと言えども日本だけです。

今まで危機的状況に陥った時でも何とかこの皇統を継承してきました。

この世界に誇る伝統を次世代で終わらせていいのか問いたいです。

 

ところで小室母子の所為で秋篠宮皇嗣ご一家がいわれなき中傷に晒されています。

育て方が悪いだの、悠仁殿下より愛子さまが即位すべきだの。

 

Yahoo!コメントでは秋篠宮ご一家への中傷ばかりですし、

某ジャーナリストはYouTubeで秋篠宮ご一家への誹謗中傷を誘導する発言を繰り返しています。

特にこのジャーナリストは保守派の名の知れた人物との対談もあり、

保守リベラルに関わらず多くの人の支持を得ていて、

これが秋篠宮殿下への中傷が酷くなる原因にもなっていると感じます。

 

冷静になって考えて欲しいです。

眞子さんの決断で秋篠宮殿下への批判が激しくなったのは否めません。

だからと言って一挙に愛子天皇待望論とは乱暴すぎませんか。

皇統は好みにより決めるようなものではありません。

気に入らないから排除し、好みだからとか優秀だからとで決めていたらそれこそ権力闘争になってしまいます。

そうならない為に、男系男子で受け継がれてきた日本人の知恵です。

 

皇統は男女同権を超越していると分かって欲しいです。

その時代時代の好き嫌いで決める事ではないと理解して欲しいです。

 

岸田政権が皇族数の確保を優先する理由は何なのでしょう。

それは女性天皇や女系天皇でもいいとの考えから来ているではありませんか。

世界に誇る伝統を終わらせてもいいとの考えが根底にあるのではと思ってしまいます。