MCの坂上忍(54)から「おかえり」と話を振られると、ほおがやせ、やつれた印象の野々村は「ただいま。ありがとう」と答えた。

感染時について「もうだんだん自分で呼吸することが苦しくて、怖くなって救急車を呼んだ。自分で息ができなくなってくる状況。息が相当苦しくなって不安っていうか怖くて怖くて」と振り返った。

救急車を2度呼ぶも、保健所からの判断で、入院の許可は下りなかったという。「この不安というか恐怖ったらね、もう半端なくて…」と心境を明かした。

ようやく入院許可がおり、入院したが、1日目は記憶もおぼろげだという。人工心肺装置「エクモ」装着一歩手前の状態だったといい「おれ死にかけていたんだなって。驚いたね。自分がまさかね。だっておれ基礎疾患も何もないのに…」と切迫した表情を浮かべた。

最近、武漢コロナに感染した芸能人やタレントが多いです。

無事生還した方には体験談をテレビ等で話してください。

そして他人事に思っている人に危機感を持たせてください。

 

野々村真さんは57歳。

もうそんな歳になるのですね。 

その野々村さんが武漢コロナに罹り、大変な目に合ったそうです。

もう死ぬかと思ったと。

そうです。もしかしたら今頃。。。。。

多分ワクチン接種はまだだったのでしょう。

年齢的にはここまで重症化するとは思っていなかったでしょうね。

それが死の一歩手前まで行ったのですから。

YouTubeで退院後のお顔を拝見しましたが、やつれていました。

覇気がありませんでした。

まさに「病み上がり」状態です。

 

健康な人は、重症化した人が基礎疾患を持っていたと聞くと胸を撫で下ろし、

肥満体だと聞けば、胸を撫で下ろすのでしょう。

ホッとして「自分は大丈夫だ」と。

ところが違うのです。

野々村さんは基礎疾患はないそうですし、肥満体ではありません。

それが死の淵まで行っていたのですから。

野々村さんは仕事仲間から感染したようですが、まさか、と思っていたのではないでしょうか。

友達だから大丈夫だとか、同僚は大丈夫とか思っていませんか。

そんなの根拠なき、ただの気休めに過ぎません。

 

もっと自分の事と思って気を付ければよかったと後悔している人は多いでしょう。

後悔先に立たずです。

 

マスコミに出る人はそれだけ発信力が大きいです。

影響力が強いのですから、このコロナ禍でもその力を活かして欲しいです。

最近、サッカーの内田選手がコロナについて発信しています。

忽那医師も専門家として発信しています。

 

タレントならその立場をもっと活かして多くの人の為になる事をして欲しいです。

政府配布の布マスクを小さいと揶揄した人。

自粛期間は外出しない様にとの安倍首相の動画をネタに笑いを取ろうとした人。

もっと社会の為に貢献できたはずです。

マスクの重要性や自粛の在り方をファンに伝えられた筈です。

 

昼カラオケで各地でクラスターが起こっていた頃、歌手は何か出来なかったですか?

若者や会社帰りのサラリーマンが密集状態の居酒屋で遅くまで居座っていた頃、

お兄さんやおじさんに人気があるタレントさんは何か発進できませんでしたか?

今更遅いですが。

 

政府や自治体を批判する前に、なぜこうなったのか、

誰が悪いのか、何に気を付ければよかったのかをもっと考えて欲しいです。

飛沫感染をどれだけ理解していたのか。

あれほど政府や知事が「自分とあなたの大切な人を守る為に」と言っていたのに。

無視した人。他人事だと思った人。

そして補償もないのに休めないと嘯き、自粛要請を無視した経営者たち。

あなた達の無責任な行動が感染爆発の一端を担っていると自覚して欲しいです。

 

無責任と快楽の代償は大きいです。

そして今は個人の問題より、自治体や医師会がどう動くかにかかっています。

それぞれの自治体はそれぞれの事情があります。

しかし参考にできる事は参考にし、切磋琢磨して何とかこの困難を切り抜けたいです。

ワクチン接種と治療薬が行き渡るまでの辛抱だと思って自重したいです。

 

※参考:

【バイキングMORE 2021年08月26日 】