【2022年の振り返り】ウクライナ侵攻について②
★昨日の【ウクライナ侵攻について①】の続きです。
ウクライナはブダペスト覚書を信用し過ぎた為に多くの国民が犠牲になっています。
これを平和ボケだと北村さん。
ではブダペスト覚書とはどんな内容だったのでしょう。
アメリカ・イギリス・ロシアは、ベラルーシとカザフスタンとウクライナが核不拡散条約の加盟国になったことを認め、実際には核兵器をロシアに引き渡すことで、 彼らは次のようにする。
- ベラルーシ、カザフスタン、ウクライナの独立と主権と既存の国境を尊重する[16]
- ベラルーシ、カザフスタン、ウクライナに対する脅威や武力行使を控える
- ベラルーシ、カザフスタン、ウクライナに政治的影響を与える目的で、経済的圧力をかけることは控える
- 「仮にベラルーシ/カザフスタン/ウクライナが侵略の犠牲者、または核兵器が使用される侵略脅威の対象になってしまう」場合、ベラルーシ、カザフスタン、ウクライナに支援を差し伸べるため即座に国連安全保障理事会の行動を依頼する
- ベラルーシ、カザフスタン、ウクライナに対する核兵器の使用を控える
- これらの誓約事に関して疑義が生じた場合は、互いに協議を行う[12][17]
昨日も見ましたが、詳細まで読んでいませんでした。
特に4の国連安全保障理事会に行動を依頼する。
この項目の「国連安全保障理事会」が曲者です。
知っての通り、国連安保理の常任理事国は米英仏中ロの5か国です。
問題は独裁国家の中国とロシアが入っている事です。
真面な国なら、民主的思考が出来、理解力があり、平和を希求しているでしょうが、
ロシアと中国はどう見ても真面ではありません。
そんな国が国連で拒否権を持っているのですから始末が悪い。
というかロシアと中国がいる限り世界平和は望めません。
ロシアの侵略を止めさせる為にロシアの同意が必要?
そんな事はあり得ません。
殺人犯を逮捕するには殺人犯の同意が必要なんてあり得ませんよね。
それと同じ事なのです。
極悪人が警察側にいるのと同じです。
国連が機能するには少なくとも常任理事国から中国とロシアを外すべきなのです。
国連の詳しい仕組みは知らないですが、
例えば、常任理事国が他国に侵略した時点で理事国から追放する条例を作るべきです。
悪の枢軸国と呼ばれるような国は国連から追放し、常任理事国に居座り続けるなどとんでもない事です。
ロシアのウクライナ侵攻で日本人の平和ボケだった人も危機感を持っているでしょう。
ところが、ウクライナの状態を見てもまだ平和ボケの人もいます。
知識人にも政治家にも。
ロシアは核で脅しをかけています。ウクライナにそして国際社会に。
平和の為には核保有反対だと言う人もいますが、そうでしょうか。
諍いをしたくないから、戦争をしたくないから丸腰になる。
核保有などとんでもない。
日本には憲法9条があるからどこも攻めてこない。
そんな考えの人も日本にはまだいます。
例えば中国が攻めてきても戦いたくないから言いなりになるとか、
中国が攻めてくるなんてあり得ない。と思っている人もいます。
本当にそうでしょうか。
中国は民主主義国家ではありませんから、私たちの常識は通用しない国です。
得になるなら平気で攻めてくるでしょう。
一応、民主主義国家である韓国でさえ平気で条約などの約束を破ります。
独裁国家なら尚更、領土拡大の為、国益の為なら平気で約束は破ります。
ロシアも中国も信用に値する国ではないと考えておくべきです。
日本は核兵器を「持たず、作らず、持ち込ませず」という非核三原則を堅持しています。
崇高であり、理想的な考えでしょうが、これではいつ何時責められてもおかしくありません。
最低でも玉虫色というか、米軍基地に核兵器を持ち込んでいるかいないか明言しない曖昧戦略を取るべきです。
それだけでも抑止力になりますから。
ウクライナは平和ボケであり、ロシアを信用しすぎて、後悔していると思います。
またアメリカとイギリスがもっとブダペスト覚書を基にウクライナを守っていたなら、
ここまでウクライナ戦争が長期に渡り、多くの犠牲者を出さなかっただろうと思います。
理想は理想です。
この世の中には犯罪人もヤクザも色々います。
同じように国家と言えども、犯罪国家であったりヤクザのような国も存在するのです。
この現実をよく見て、国を守る為には何が必要なのか。
それを政治家も一般国民も考えるべきで、その為には憲法改正が必要です。
本当、そうですね!😳
すごくシンプルで良いアイディアのように思えます。
あとの記述も、ひとつひとつ仰る通りで、
読んでいて、本当に、この程度(ごめんなさい)の当たり前が分からない人たちに対する怒りが改めて湧きました。
今年もいろいろ教えてくださいね。
私は歴史に詳しくもなく、頼るのはWikipediaと公的なサイトの情報ですから考えが浅いと思っています。
謙遜でもなく事実ですから読み間違いや読み落としもあります。
しかし国家単位ならあらゆる可能性を考えて合意や覚書を作成して欲しいものです。
ウクライナは平ボケだったかもわかりませんが、覚書に署名したアメリカやイギリスも平和ボケだったと言えます。
そもそもロシアは信用に値する国ではありません。
そしてそんな国が国連常任理事国に居座る事自体が異常です。
国連に巨額の分担金を支払っている日本ですが、支払う価値があるのかとか、脱退して別の団体を作るとか、そんな事を考えます。