情報は収集しなけりゃ集まらない(R3.12.17)
令和3年12月17日金曜日のショートメッセージ(Vol.622)。
ときどき「情報もないのに自衛隊を出せるはずがない」という人がいます。
当たり前です。だから情報を集めろと言っています。
それさえする気がないのが防衛省であり、わが国だということです。
すみません。
アホです。
情報収集をすればいいのは分かりますが、閉鎖国家の北朝鮮の内部をどうやって調べるのか、
どうやって拉致被害者の在り処を調べたらいいのか、分かりません。
北朝鮮内部に協力者を募る、と言っても無理難題だと思いますが。
防衛省が情報収集をしたらいいのは分かりますが、現実的に無理だと思ってしまいます。
陽動作戦もいいのでしょうが、それが被害者救出に繋がるのかよく分かりません。
いえ、荒木さんを非難している訳ではありません。
ですが、救出方法がよくわからないのです。
勿論、ここで具体的に救出作戦を言ってしまうような馬鹿な事は出来ないと思います。
手の内を見せる訳にはいかないと分かっています。
でもやっぱり想像の範疇を超えていますから、北朝鮮の崩壊を待つしか方法がないと思ってしまいます。
そんな他力本願の様な事では駄目なのは分かっていますが、
それでも少なくとも数百人、多くて900人近くの被害者の居所を突き止めるのは並大抵の事ではありません。
どう考えても現状では可能性は限りなくゼロに近いと思ってしまうのです。
予備役ブルーリボンの会幹事長の葛城奈海さんも自衛隊の活用を言っています。
【戦うことは「悪」ですか】拉致被害者救出に自衛隊の活用を! 前進しない最大の原因は「圧力」不足 超法規的にでも救出を目指すべき(1/3ページ) - zakzak:夕刊フジ公式サイト
荒木和博さんは予備役ブルーリボンの会の代表ですから、同じ意見なのは当然と言えば当然ですが。
自衛隊は北朝鮮の崩壊があれば救出に行けるでしょう。
その日の為に法整備を今から準備しておくべきです。
でも現実的ではないと思ってしまいます。
もっと別の方法はありませんか。
例えば朝鮮総連や朝鮮大学校へ圧力をかけるとか。
中国国境の朝鮮系中国人とかに協力を仰ぐとか。
不本意ながらも交換条件を付けるとか。
※wikiで予備役ブルーリボンの会を調べると次の動画を見つけました。
長時間なので後程、じっくり観たいと思います。⇩
確かにおっしゃるとおりです。
今の日本の徹底的な欠陥は、国際的軍事的な情報収集力が欠如していることです。
本当に憂慮に耐えません。
北朝鮮の内部情報にもっとも詳しいのは、中国北東部の朝鮮族だと思います。
(もちろん、これは、ぼくの憶測ですが)
また、かれら在中国の朝鮮族は、おおむね日本には好感を持っている?ようです。
ですから、彼らに聞けば何らかの有益な情報は分かるかもしれませんが、
ただ、日本人が彼らに接近するのは難しいでしょうね。、、、、、脱力です。🐜
荒木さんは以前から北朝鮮内の協力者を募る選択肢もあると仰っていたように思いますが、ちょっとそれは現実的ではない気がします。
日本に帰化した朝鮮族出身の金文学氏が「国境近くに住む朝鮮系中国人なら協力すると思う」と言っていた記憶があります。
虎ノ門ニュースだったか李相哲さんとの対談だったか記憶が曖昧ですが。
どんなニュアンスで言っていたのか確認したいと該当の動画を探してみましたが、残念ながら見つけられませんでした。
また自衛隊の特殊部隊が救出に向かうとの意見ですがちょっと現実的ではないです。
予備役ブルーリボンの会の講演会でのシミュレーションを見ましたが、北朝鮮の崩壊が前提でした。
蓮池さん達の帰国から19年経っても何も進展しないと政権批判する人もいますが、どんな方法があるのか聞きたいものです。