非核三原則は核兵器を「持たず、つくらず、持ち込ませず」の三原則ですが、岸防衛相は立場上そう言っているのか、心の底からそう思ってるのかどうなんでしょうね。
因みに岸田総理は「日本は唯一の被爆国であり、私は広島出身だから非核三原則は堅持する」と常日頃言っているので「核共有は認められない」と心底思っているでしょう。
しかしウクライナは核兵器を放棄し、ロシアに侵攻されている現実を見れば綺麗事を言っても説得力がありません。
せめて表向き核兵器を持ち込ませずと言いながら、曖昧にしておいた方が敵国も疑心暗鬼で躊躇すると思いますが。
とは言うものの、プーチンの様に核兵器を使うぞ、と恫喝されたら躊躇してしまいます。
それを見越した発言であり、習近平も金正恩もロシアの恫喝を真似ると思うと、日本も他人事ではありません。
せめて国連がもっとしっかりしていてその機能を発揮していればいいのですが、現実は違います。
何と言っても常任理事国であるロシアと中国というヤクザ国家が拒否権を持っているのですから。
いわば、警察の中に暴力団がいる様なもの。
これでは国連がまともに機能する筈もありません。
ですから、軍事侵攻をする様な国は国連から追放するべきで、常任理事国であり続けるのは許せません。
それが多くの人の考えだと思いますが、どうでしょう。
今回の件で憲法9条が抑止力にならないと平和ボケの人達にわかってもらいたいものです。
また国連常任理事国がロシアと中国なのが間違っています。
この二国は常任理事国の資格停止にするべきですし、もっと国連はその機能を発揮出来る仕組みを考えてもらいたいですね。
まあ、昔の昭和40年代までだったら、そういう行き方も出来たかも知れません。
しかし、いまだに非核うんぬんは日本の将来の防衛政策の手を縛るだけです。
日本は唯一の被爆国だと、よく言われますが、それなら、なおのこと
どこの国も日本の核兵器所持に反対できないはずです。
◆国連のことですが、もう、『常任理事国』の制度は廃止すべきだと思います。
国連の運営は、任期制で選ばれた理事国(つまり、現況の『非常任理事国』)だけでいい、と思います。
国連加入国の間に、差別化が有ること自体、公正な国際平和組織とは言えません。