【2022年の振り返り】ウクライナ侵攻について①
北京冬季五輪の後に台湾侵攻があるのではと言われていましたが、
実際はロシアのウクライナ侵攻でした。
では報道はどうだったのかと「北京五輪 ウクライナ侵攻 台湾侵攻」で検索してみると、
次の記事がありました。⇩
ウクライナ危機、台湾に影響も 北京五輪直後の侵攻懸念 | ワシントン・タイムズ・ジャパン (washingtontimes.jp)
ウクライナ侵攻が2月24日でしたから、その25日前の記事です。
因みにワシントンタイムズジャパンは例の旧統一教会系の日刊紙のようです。
別に旧統一教会の肩を持つわけではありませんが、世界日報にしろ興味深い記事が多いです。
で、ブダペスト覚書ですが、
1994年12月5日にブダペストで開催したOSCE(欧州安全保障協力機構)会議で、米英ロの3か国が署名していますが、
ウクライナ・ベラルーシ・カザフスタンが核不拡散条約に加盟し米英ロが安全を保障するというものでした。
ところがロシアは安全を保障するどころか、戦争を仕掛けたのですからとんでもないです。
80年前にソ連は日ソ不可侵条約を結んでいながら満州、千島列島に攻めてきたのですから卑怯さは変わりません。
80年経ったのに、平気で約束を破るロシア。
ロシアは信用に値しない国なのですが、信用してしまったウクライナ。
保有する大量の核兵器を破棄してしまったのが失敗でした。
2014年にはクリミヤ侵攻が起こっていますが、あの時に国際社会はもっと制裁なりを加えるべきでした。
それに米英はブダペスト覚書に署名し、ウクライナの安全を保障したのです。
ですから米英の責任は重いです。
クリミヤ侵攻時、強く制裁を加えていたらロシアはウクライナ侵攻を躊躇したかもわかりません。
現在ウクライナはNATO加盟を申請しているようですが、やはり仲間が必要です。
一国では無理でも多くの国が力を合わせれば強いです。
またブダペスト覚書に署名したアメリカとイギリスはもっと責任を果たして欲しいです。
ウクライナの安全を保障するとしたのですから。
核使用をチラつかせるロシアと、それを恐れる国際社会。
核不拡散と言いますが、核を持てば鬼に金棒。
第三次世界大戦を恐れる国際社会は核をチラつかせられると成す術もありません。
そしてウクライナ侵攻の成り行きを見ている金正恩は核開発を止める筈ありません。
本当にプーチンは何て事をしてくれたのか、と思ってしまいます。
中国から発生した武漢コロナで世界経済は悪化し、
更にロシアのウクライナ侵攻でウクライナ国民は窮地に立たされ、命まで奪われ、
その影響は世界の経済悪化に繋がっているのです。
ロシアと中国と北朝鮮。
特に東アジアの脅威であり、消滅して欲しい3か国です。
そして今、台湾侵攻が叫ばれていますが、その影響をもろに受けるのが日本ですが、
この事にもっと私たちは危機感を持つべきです。
今回の北村弁護士動画は『ウクライナ侵攻について①』ですが、
続編②でどんな話が聞けるのか興味深いです。