14年前の表明書からほとんど何も変わっていない(R3.12.16)
令和3年12月16日木曜日のショートメッセージ(Vol.621)。
16年前、平成17年(2005)に古川了子さんの拉致認定を求める行政訴訟が起こされました。
これは特定失踪者全体の代表として古川さんを立てた、いわゆる「チャンピオン訴訟」と言われるものですが、裁判は2年後の平成19年に政府が当時の拉致問題対策本部河内隆総合調整室長の名前で「表明書」を発表して善処を約束して和解、取り下げとなりました。
しかし結局ほとんど何も変わりませんでした。
河内さんはにはお世話になりましたし、熱心に対応していただいたので感謝しているのですが、現実はそういうことです。
当時の荒木和博さんのブログでも詳細が書かれています。 ⇩
古川了子さんの拉致認定を求める訴訟: 荒木和博BLOG (way-nifty.com)
※こちらは古川了子(のりこ)さんのお姉さん竹下珠路さんの講演。⇩
竹下珠路講演 〜安明進 証言と認定訴訟〜『拉致と隠蔽を考える集い』平成30年4月21日
昨日、竹下珠路さんが熊谷千葉県知事と面会し協力を要請しています。⇩
特定失踪者家族の竹下さんと面会の千葉・熊谷知事、啓発に「前向き」(産経新聞) - goo ニュース
政治家はもう少し拉致事件に興味を持ち、自分の事と思って積極的に行動してもらいたいです。
更にはマスコミの報道が世論を動かし、拉致被害者救出の力になればと思います。
本来なら、被害者家族が政府に働きかける前に
総理から「政府の責任で取り返すからもう少し待ってもらいたい。必ず取り返すから」
と被害者家族を励ます言葉をかけて欲しいです。
総裁選で高市早苗さんは演説の真っ先に仰っていた言葉を思い出します。⇩
高市早苗が守り抜きたいものは、「国民の生命と財産」「領土・領海・領空・資源」「国家の主権(独立統治権)と名誉」です。それが、国の究極の使命だからです。
基本理念 | 高市早苗(たかいちさなえ) (sanae.gr.jp)
高市さんが総理なら拉致問題にどう取り組んでくれたでしょう。
もしも積極的でなければ、あの「国民の生命と財産」を守り抜きたいと言ったのは噓だったのか。
そう詰め寄りたいです。
しかし高市信者と言われるかも分かりませんが、高市さんならもっと積極的に取り組み、
今回の一連の要望書に真摯に答えてくれたと思います。