G7広島サミット 各国の首脳 広島・平和公園を訪問 原爆資料館を視察(TBS NEWS DIG) - goo ニュース
G7広島サミットが始まりました。各国の首脳は、現在、広島市の平和公園を訪問しています。
広島市の平和公園では朝から強い雨が降り続いていましたが、現在は止んでいます。
広島市の平和公園では朝から強い雨が降り続いていましたが、現在は止んでいます。
G7サミットの舞台は、はじめて被爆地・広島となりました。現在、各国の首脳は被爆者の遺品などを展示している原爆資料館を視察しています。
今回のサミットを「核兵器のない世界に向けて『あのとき流れが変わった』と言われるぐらいの大きなメッセージを発していきたい」と意欲を示していた岸田総理は、各国の首脳を出迎えました。
アメリカの現職大統領が被爆地・広島を訪問するのは2016年のオバマ元大統領以来です。また、核保有国のイギリス、フランスの首脳が広島を訪れるのは初めてです。
広島からは、原爆の投下が何をもたらしたのか、被爆の実相について核保有国の首脳に知ってほしいという声があがっていました。
このあと、各国の首脳は原爆慰霊碑に献花し、記念の植樹をする予定となっています。
G7の首脳達が原爆資料館を訪問しました。
この事は意味のある事でしょう。
しかし、これで核保有国が核廃棄すると思うのは早計です。
核保有国のイギリス、フランスの首脳が核使用の恐ろしさ、悲惨さを知る事の意義があるでしょうが、それが核廃棄に繋がるとは思えません。
特に人類最初の核使用をしたアメリカが「原爆投下は間違いだった」とは言っていません。
寧ろ今でも戦争を終わらせる為には必要だったと、正当性を主張するアメリカ人がいます。
更にはウクライナに戦争を仕掛けたロシアが核使用をチラつかせている現実を見れば核廃絶など夢のまた夢です。
原爆の恐ろしさを見た後の各国首脳はそれぞれ記帳をしています。
この言葉に嘘はないでしょうが理想であり、現実的ではありません。
それは各首脳もよくわかっていると思います。
理想は理想であり現実ではないのです。
日本は唯一の原爆被害国です。
だからこそ核の恐ろしさを訴え、この世から核をなくすべきだと訴えるのは崇高な理念ですが、
唯一の被爆国であるからこそ、その恐ろしさを知っているからこそ、抑止力を考えるべきです。
核保有国であり独裁国家であり、恫喝をし、人の命を軽視している国が隣国である日本。
この世で一番危険に晒されている日本。
であるからこそ核廃絶を訴えるよりも抑止力の為にアメリカとの核共有が必要です。
アメリカにより多くの国民が虐殺された日本がアメリカと同盟を結び、更には核共有するのは矛盾する様ですが、現実を見ればそれしかないと思います。
また考えようによっては、多くの日本人を虐殺した上に憲法を押し付けて骨抜きにしたアメリカの日本に対するせめてもの詫びになるのではと。
理想は理想として置いておき、もっと現実を見るべきですし、何より1番核使用をする可能性が高いロシア、中国、北朝鮮の暴走を止めるには抑止力が必要なのです。
ウクライナ戦争もウクライナが核廃棄していなければロシアが侵攻する可能性も低かったのではと。
綺麗事を言う前に現実を見て欲しいです。
理想は理想であり、現実は甘くありません。
そこのところ岸田さんはわかってるのかと少々不安です。
※参考⬇︎
アメリカには、『原爆投下は日本との戦争を早く終わらせるために必要だった』という意見が根強く残っている。
7年前の2016年、当時のオバマ大統領による訪問
岸田は外務大臣として訪問に同行し、オバマ大統領への説明役を務めていた。
当時を知る関係者によると、オバマは東館に短時間滞在したのみで、本館には入らなかったと見られている。