松野氏は「岸田内閣でも拉致問題は変わることなく最重要課題だ」と強調した。同会の今井英輝会長は「歴代首相との面会がいまだ実現していない。岸田文雄首相の特技は、人の話をしっかり聞く(こと)と言っておられた。特定失踪者の話を聞いていただきたい」と求めた。今井氏によると、松野氏は首相との面会について「検討する」と述べたという。【遠藤修平】

拉致の可能性のある「特定失踪者家族会」の10人が拉致担当大臣兼官房長官に面会しました。

面会に当たり、先月28日には要請書を提出し、面会当日に回答を求めていました。

それは家族会は岸田総理と面会したいそして話を聞いて欲しいというものでした。

また面会出来るならその日にちを。

面会できないならその理由を求めていました。

11月4日に松野官房長官と面会【調査会NEWS3521】(R3.11.2) : 荒木和博BLOG (way-nifty.com)

 

ところが回答は「検討する」というものでした。

政府の「面会を検討する」は「面会しない」と等しいものではないかと危惧します。

勿論、総理は多忙なのはわかります。

総選挙があり、海外出張があり、組閣もあります。

しかし、面会するか、しないかぐらい答えて欲しいです。

そして面会できる概ねの日にちを答えて欲しかったです。

 

政府認定の被害者と特定失踪者と分け隔てなく接すると言っていませんでしたか?

二つのグループを分断するつもりなのでしょうか。

話ぐらい聞いてあげてもいいのではないのですか。

「検討する」との言葉に冷たさを感じます。

本気で拉致被害者全員の救出を考えているのかと疑問です。

松野担当大臣の答えを聞いて、特定失踪者調査会の荒木和博代表に昨日の感想を聞いてみたいです。

 

追記:荒木和博のコメント

大臣面会ー最高のもてなしと最低の発言【調査会NEWS3523】(R3.11.4): 荒木和博BLOG (way-nifty.com)

やはり想像通りでした。

そりゃあ、事前に面会について念押ししていたのに検討では「最低」としか言いようがありません。