東京都は15日、新たに729人の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表した。1日当たりの感染者数が700人を超えるのは、2月4日(734人)以来で2カ月半ぶり。新規感染者の直近1週間平均は523.4人で、前週比122.6%となった。

木曜か金曜が感染者数のピークの事が多いですから今日の729人は予想できたと思います。

そして明日はもっと増える可能性もあり、

更に来週は1000人越えかもと思ってしまいます。

ま、予想屋ではないのでこんな事を言っても詮無いことですが。

 

大阪の今日の感染者数はどうなのでしょう。※1208人で過去最多です。

関西では変異株がどんどん広がり、感染者数も重症者数も増えています。

これが東京にも広がり、その結果の急増なのでしょう。

ところでここ最近「イギリス株」とか「南アフリカ株」とか地名を入れた名称をあまり言わなくなりました。

由来が分かれば大阪株でも東京株でも日本株でもいいのに。

「N501Y」とか「E484K」とか言われてもピンとこないし、覚え辛いです。

 

ここまで感染拡大が進めばあとはワクチン頼みしかありません。

今は全員に行き渡るまで、時間稼ぎをしている状態です。

もっとワクチンがあれば、そう思ってしまいます。

そんな中、今朝の青山繁晴さんのブログでイスラエルのワクチンについての記述がありました。

【推敲しました】 このような政 ( まつりごと ) ではもはや国民の誰も護ることができない  では外から批判するのか それもひとつの道、しかし、ぼくらのやり方もある|青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road (shiaoyama.com)

 

日本は最初から諦めていました。

自国で生産できないのなら仕方がない、我慢するしかないと。

 

イスラエルのワクチン接種率の高さに驚き、なぜなのか疑問に思って人もいるでしょう。

「常に武力攻撃に晒されているので、危機管理が優れているから」との意見もあるようです。

しかし最近になってイスラエルのネタニヤフ首相はファイザー社の会長と親しい、とか

首相が何度も何度も、夜中でも会長にワクチンの提供を懇願していた、

その熱意に負けた、とか。

治験の協力もあったのでしょうが、それでも凄いとしか言いようがありません。

ワクチン戦略に賭けたネタニヤフ氏、2年で4回目のイスラエル総選挙  WEDGE Infinity(ウェッジ) (ismedia.jp)

 

そこで青山さんの今朝のブログです。

厚労省の役員に熱意がありません。

何とかしなくてはとの危機感がまるで感じられないのです。

 

日本にはワクチン接種を急ぐ理由があります。

東京オリンピック・パラリンピックです。

オリパラで大クラスター発生するのは何としても防がなければなりません。

最初から諦めず、IOCに働きかけ、IOCの協力を得る方法をとれなかったのか、

その発想もなかったのか。。。。

 

「 ( 武漢熱に対する ) 担当閣僚が3人も居て、なぜ、こうなのですか。憤激せざるを得ない」

と青山さん。

担当閣僚3人とは、田村憲久・厚労相。西村康稔・新型コロナ対策担当大臣。河野太郎・ワクチン接種担当大臣。

そして青山さんから厳しく問い詰められて、何も答えられず誤魔化した官僚。

ワクチンが手に入らなくて当たり前。

ワクチン接種が遅れて当たり前。

そう考えていた私たち。

 

そして専門的知識を持つ集団の厚労省官僚。

全く熱意が感じられません。

 

オリパラの成功を望むためにはあらゆる努力が必要だったのです。

しかし、今となってはもう遅い、機を逸しました。

あと100日ですから。

 

次は東京オリパラ中止宣言を出すしかないのか。。。。

そう考えると悔しくそして落胆しかありません。

あとは奇跡が起こることを期待するしかありません。

東京オリパラが悪夢の開催にならない事を祈るばかりです。