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救出運動が拉致被害者を見捨ててはいけない(R4.10.25)
令和4年10月25日火曜日「荒木和博のショートメッセージ」第924号。
23日に開催された国民大集会で誰一人田中実さんと金田龍光さんのことに言及しなかったのはショックでした。
11月16日に集会をやります。ライブ中継もやりますのでぜひご覧下さい。
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荒木さんのブログ⇩
救出運動が被害者を見捨てるのか【調査会NEWS3668】(R4.10.24): 荒木和博BLOG (way-nifty.com)
田中実さんと金田龍光さんの事は当ブログでも度々取り上げています。
拉致被害者2人の一時帰国拒否安倍政権時、幕引き警戒 - 気になる事 blueのためいき (goo.ne.jp)
特に不可思議なのは北朝鮮から、
「入国していた、生きている、日本に帰しても良い。」
この3つの事柄を日本側に伝えて来ていたのに日本政府は何年も公表していなかった事、
そしてこの事を時期をずらして日本のマスコミが報道しているという事。
反応したら北朝鮮に利する事があるから公表しなかったのなら、
せめて特定失笑者調査会の荒木さんだけにも事情を伝えておくべきだったのではと思います。
政府認定の拉致被害者と、特定失踪者調査会公表の拉致を疑われる被害者。
特定失踪者の中には北朝鮮の拉致被害者ではない方も含まれると思われます。
とはいえ、政府が認定しようとしまいと拉致被害者は同じ立場ですし、
その家族も子や兄弟の帰国を待ちわび、現在の状況を心配しているのには変わりはありません。
そんな中の田中実さんと金田龍光さん。
この二人は同じ養護施設で育った境遇ですから、待ちわびる家族がいません。
だからと言って軽視するべきではありません。
何か戦略があったのかもわまりませんが、北朝鮮が帰国を許可したのに無視したような政府には納得できません。
もしも帰国を許したのが横田めぐみさんや有本恵子さん、田口八重子さんだったら政府はどうしたのでしょう。
横田めぐみさん達でも無視したのでしょうか。
以下が全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会の様子です。
全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会 - YouTube
※サムネイルが令和3年11月13日になっていたり、動画の説明文もおかしな部分がありますが、
チャットや公明党拉致文頼対策委員長が安倍元総理の暗殺に言及している事から
今年10月23日の国民大集会で間違いないと思います。
この集会の名称が「全拉致被害者の即時一括帰国・・・」となっています。
「被害者全員、そして一括帰国」を目標としているので一部の被害者
つまり田中さんと金田さんだけの帰国なら拒否するとしたのかと思ったりします。
ただ政府認定被害者はほぼ拉致されたのが確実でしょうが、
特定失踪問題調査会が把握している方、そして警察庁が把握している方となれば膨大な人数ですし、
個人的理由での失踪者や何か事件に巻き込まれた人も含まれているでしょう。
そうなると「全員一括」帰国というのは極めて難しい事ですし、北朝鮮の崩壊しか道がないようにも思います。
拉致問題解決が政権の最重要課題だ、と言うだけなら易しいですが、いざ実行となれば極めて困難です。
岸田さんにはどんな戦略があり、どんな方法を考えているのでしょう。
「言うは易く行うは難し」でしょうが、政治家なら実現する為にあらゆる方策を考えてもらいたいです。