政府は昨年11月の日中首脳会談外相会談などで撤去を繰り返し求めてきたが、中国は応じていない。上川氏は「中国側がブイを放置している現状を深刻に受け止めている」と強調した。ブイは海上保安庁が昨年7月、同諸島・魚釣島から北西約80キロ・メートルに設置されているのを発見した。

波のライン素材のイラスト(中波)

中国が日本のEEZ内に設置した海洋ブイ。

海上保安庁が発見したのが昨年7月。

あれから8か月近く経つのにまだそのまま。

付近を航行する船舶の安全をどう考えているのかと言いたい。

中国相手だと何もできないのか。

一応、撤去して欲しいと言っているようだが、あまりにも下手に出ていないか。

その対応がどんな結果をもたらすのか。。。。考えていないのだろうか。

中国の仕返しを恐れているのか。

そうだとしたら国家としての気概は無く、ただただ中国に平伏せるという事か。

この態度が中国を付け上がらせ、国益を損なう結果をもたらすと想像も出来ない岸田政権。

 

そんな中、中国はこのブイによる情報で論文を発表したという。

中国、日本EEZ内の尖閣沖観測ブイ使い複数の論文発表 活動を既成事実化、軍事利用も

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尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の日本の排他的経済水域(EEZ)内に中国が大型の観測ブイを設置している問題で、中国の研究者が、ブイの観測データを基に少なくとも4本の学術...

gooニュース

 

じわじわと既成事実を作り、領土拡大を目論む中国。

この海洋ブイ、論文発表が尖閣諸島が中国領だとの根拠にしたいのではと思ってしまう。

 

そんな中、元立憲民主党の松原仁議員が上川大臣に政府の考えを問い質した。

 

何かはっきりしない上川さん。

キッパリと断言も出来ず、言い淀む上川さん。

岸田さんは何事も即決出来ない為に「検討使」と揶揄されているが、

上川さんも岸田さんに倣い、検討使という事なのか。

国と国との関係は一般人とは違う考えがあるのは分かる。

海洋ブイを撤去した時に中国はどう出るのか。

どんな報復をしてくるのか。。。。等々考えているとは思う。

しかし8か月近く検討しているとは異常であり、海洋の安全を守るEEZ国の義務はないのか。

国際法云々と言っているが、撤去しても撤去しなくとも違法でない様だ。多分。。。

撤去しない場合と撤去した場合。

日本に及ぼす不利益はどちらなのか。。。。

撤去しなければ尖閣諸島は中国領だとの中国の主張を認めたようなもの。

中国発表の論文の内容は承知していないが、恐らく尖閣諸島は中国領としていると想像する。

まんまと中国の戦略に乗せられている岸田政権。

じわじわと攻めてきている中国。

これぞ中国得意のサラミ戦術。

岸田さんは親中派だから仕方ない では済まされない。