令和5年5月23日火曜日「荒木和博のショートメッセージ」第1134号。韓国も北朝鮮も建前上は朝鮮半島全体を領土としています。
韓国は朝鮮半島全体が自国領だと言い、
北朝鮮も朝鮮半島全体を自国領だと言っています。
その主張は今も続いているのですね。
現在朝鮮戦争は休戦中ですから、どちらも半島を自国領だと言うのも分からなくもないですが。
ところで日韓基本条約、日韓請求権協定の1965年当時も韓国は同じ主張をしていたのですよね。
では日本が支払った無償3億米ドル、有償2億米ドル、民間融資3億米ドルの経済協力支援金はどうなるのかです。
韓国の主張だと、あの膨大な経済支援金は北朝鮮への分も含まれるのではないですか。
今後、いつになるかわかりませんが、北朝鮮との国交を結ぶ時には北朝鮮は恐らく戦後補償としての賠償金の請求をするでしょう。
その時には日本はどうするかです。
多分、巨額のお金を支払うでしょう。
しかし既に1965年から10年をかけて巨額の支援金を支払い済みです。
そうなれば、当然日本は北朝鮮に支払う義務もありませんから、
「それは韓国に払い済みだから韓国からもらってくれ」と言えますか?
多分言わないでしょうね。
でも理屈から言えば、韓国が北朝鮮に払う義務があるんですよね。
自称徴用工への支払いを日韓請求権協定時に払ったのと同じ事が北朝鮮にも言える事です。
つまり韓国は日韓請求権協定で自称徴用工への分と北朝鮮への分をネコババしたという事になりませんか。
荒木さんの話で、北朝鮮への支援金は韓国へ支払い済みとの話を思い出しました。
因みに当時は日本は朝鮮半島を併合していましたから、戦後補償の類は存在しない、という事です。
ですから日韓請求権協定でも「戦後補償」とか「戦時中の賠償金」は存在せず、あくまでも経済協力となっています。
さて、北朝鮮はいつまで存在するのでしょう。
拉致問題解決の為にも早く崩壊して欲しいですが、
そうすれば統治するのは韓国になるのでしょうか。
とは言え、そうなれば韓国にとってはかなりの経済負担になります。
でも。。。。韓国も核保有国になるのですよね。
その時、韓国が反日国だとしたら、核保有国が日本のすぐそこに存在する事になりますから、
それも脅威です。