政府は、検察官の定年を引き上げる検察庁法改正案の今国会成立を見送る方向で調整に入った。政府高官が18日明らかにした。検察の独立を脅かす恐れがあるとして同改正案に反対する世論が高まる中、採決を強行して批判を招くのは得策ではないと判断した。
「束ね法案」となっている国家公務員法改正案などと合わせ、秋に予想される臨時国会で仕切り直す考えだ。
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検察庁法改正案の成立が見送られる事になりそうです。
反対世論の高まりで断念したとか。
これで左翼野党、多くの芸能人たちが沸き立っている事でしょう。
このタグに影響され、広めた人たちの力は強かったのでしょう。
しかし、ちょっと怖さも感じます。
この運動を最初に広めた人が話題になっています。
琴美さんという方です。
個人なのか、組織なのかは分かりません。
しかし世論を煽り、世論を動かす目的はある程度達成されたのは間違いありません。
この人のtweetを見ると実に巧妙です。
こちらは固定tweetですが、リンク先に事細やかに説明しています。
①週明けの審議に向けて世論を政治家さんに伝えるラストチャンス。これから議員さんにお声がけをしようとしている方に、ポイントをまとめたnoteを作りました。Twitterで見たい人のために以下のツリーに情報まとめていきます。↓https://t.co/cl52kPJbJK#週明けの強行採決に反対します
— 笛美 #検察庁法改正案に抗議します 発案 (@fuemiad) May 17, 2020
以前のtweetは削除しているのでどんな思想なのかわかりません。
ただ活動家というのは確かです。
こちらは同一人物と思われます。
この頃は思想的な感じはしませんが、なぜこうも長い文章が取り上げられたのか疑問です。
琴美さんの削除後のtwitterの最初に同じ内容がアップされています。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200421-00010000-huffpost-soci
この一人の発案で芸能人、政治家、有識者?達が次々リツイートし、
次々賛同者を集めました。
法案成立を延期させたのが良かったのかどうかは分かりません。
ただ、ツイートの恐ろしさを感じました。
こんなにも賛同者が集まり、それが政治を動かした事実です。
いわば一種の煽動です。
正しいか、間違っているかを考える前に行動をする人たち。
それが良い方向に行けばいいのですが、そうではない場合もあります。
それがtweetの恐ろしさです。
政府も、政治家も、マスコミは笛美さんのtwitterを利用しました。
しかし利用するのではなく、率先して正しい主張を私達国民に伝えて欲しいです。
そしてこの人達はその義務があります。
間違っていたら修正を、そして間違いを正す説明をしてもらいたいです。
今回の検察庁法改正案は定年延長や年金受給年齢に関係しているので、
概ね改正には賛成ですが、最高68歳まで延長する理由が今一つ分かりません。
誘導されないように気を付けて、もう少し考えたいです。