【目良浩一の米東海岸レポート(3)】海外で慰安婦問題の理解が進まない理由は日本政府の「ダブルスタンダード」にあった
(略)
慰安婦問題について、日本側は多数の女性の名誉と尊厳が損なわれたので、政府は何度も謝罪の意を表明してきていると述べていた。批判の圧力をかわす狙いがあったと思われる。しかし、(国連人種差別撤廃委員会の)委員たちは「女性たちを『性奴隷』にした罪悪に対する政府の正式の謝罪がない」「加害者が糾弾されていない」「被害者への補償が不備である」などの従来の批判を繰り返した。
こうした指摘に対して日本側は、「慰安婦が性奴隷であったというのは間違い」であると主張したが、日本政府の真摯な努力にかかわらず、委員たちを説得することはできなかった。
その根本原因は、政府が採る「ダブルスタンダード」にある。日本側が謝罪し金銭を支払ったというので、委員たちは、日本政府も罪を認めたので「有罪」と考えるのである。加えて、性奴隷ではなかったといえば、「免罪」を意味するようであるが、委員たちは矛盾するこの説明をどのように解釈すればよいか判断できなくなるのである。つまり、謝罪と金銭の支払いは罪を認めたことを意味するが、その罪を認めた側が同時に「性奴隷ではないから罪ではない」というのは理屈が通らないのだ。
日本政府は、国連および国際社会に対して一貫性のある説明をする必要がある。それは、今までの謝罪が認識の過ちに基づいたものであったと公言し、慰安婦は民間業者による売春活動の一環であること。さらに当時の社会ではそれが合法的な商業活動であったと主張することで、日本政府をとがめる根拠はないとするものだ。「日本無罪論」を首尾一貫主張することが必要である。
*******************************************************************************************************
※上記事は抜粋です。全文はタイトルをクリックしてご覧ください。
慰安婦像は韓国だけでなく米本土にも何体か設置されています。
慰安婦像が2体、慰安婦碑のみが9か所です。
その中でもグレンデール市には慰安婦像と慰安婦碑が併設されていて、
地元在住の日本人の子供たちが学校で虐められる原因にもなり、現地在住の目良浩一氏(上記事の寄稿者)と
日系住民らで作るNPO法人「歴史の真実を求める世界連合会(GAHT)」が2014年2月に提訴していましたが
昨年3月には最高裁で敗訴しています。
どの慰安婦像、慰安婦碑もそうですが、「20万人の女性」「性奴隷」と捏造された説明があり、
これが真実として世界中に広まっていると思うと、政府はもっと声を上げるべきです。
因みに外務省はグランデールでの上訴の際には意見書を提出していますが、今ひとつ積極性に欠けています。
この問題は今月スイス・ジュネーブの国連欧州本部で人種差別撤廃委員会でも議論されましたが
委員たちを説得できなかったようです。
これも日本政府の消極的な取り組み、そして真実を強く主張してこなかった事が原因です。
目良氏が指摘しているように日本政府のダブルスタンダードであり、
韓国の執拗な主張にその場しのぎの対応をしてきた日本政府のツケが回ってきているのです。
先週土曜のテレビ朝日系列の「正義のミカタ」でジャニーズWestの中間くんが主張していましたが
このままでは歪曲された事が世界に広まり、これが真実だと誤解されます。
その誤解をとく為には政府はもっと積極的に真実を発信すべきですし、
この慰安婦問題を広めた張本人の朝日新聞は姑息な真似をせずに英語版でも真実を述べ、
そして反省をした姿勢を見せるべきではないでしょうか。
2018年8月25日
— ローランズ💛💜💜 (@roranz) 2018年8月25日
正義のミカタ
淳太の 質問コーナー
台湾にも💧 悲しいね。
みんなが思ってること 言ってくれたよ💪('ω'💪)#ジャニーズWEST #中間淳太 #正義のミカタ pic.twitter.com/V6VTYTyXNE
※参考:グレンデール市の慰安婦碑の碑文
1932年から1945年の間に日本帝国軍によって強制的に性的奴隷状態にされた200,000人以上の韓国・中国・台湾・日本・フィリピン・タイ・ベトナム・マレーシア・東チモール・インドネシアの故郷から移送されたアジアとオランダの女性を偲んで。
そして、日本政府がこれらの犯罪の歴史的責任を受け入れることを勧告する、2007年7月30日の合衆国議会による下院決議121号の通過と、2012年7月30日のグレンデール市による「慰安婦の日」の宣言を祝して。
この不当な人権侵害が決して繰り返されないことが、私たちの偽らざる願いです。