日本、慰安婦指摘に反論 「性奴隷は事実に反する」と主張 国連差別委員会 委員から謝罪要求の声も
08月17日 22:19
【ジュネーブ=三井美奈】国連人種差別撤廃委員会の対日審査は17日、2日目の会合が行われた。日本政府代表の外務省の大鷹正人・国連担当大使は、慰安婦問題をめぐって会合中に委員から「性奴隷」という表現が使われたとして、「事実に反し、不適切」だと抗議した。
これに対し、鄭(チョン)鎮星(ジンソン)委員(韓国)は「性奴隷という言葉は1990年代から国連機関で使われている」と反論した。
日本側は、アジア女性基金を通じて元慰安婦への償い金支給や福祉支援を行ってきたと説明したが、鄭委員は「基金は徹底的な調査なしに設立された。償い金受け取りの拒否は難しかった」と述べた。
また、2015年の日韓合意で両国が「最終的かつ不可逆的な解決」を確認したとする日本の主張に対し、ガイ・マクドゥーガル委員(米国)は「政府間の合意で、個人の要求を消すことはできない」と発言。慰安婦への謝罪が必要だと主張した。マルク・ボシュイ委員(ベルギー)も「政府間の合意で解決はできない」と述べた。
大鷹大使は、女性を強制連行したとする吉田清治氏(故人)の偽証を朝日新聞が報じたことで、慰安婦問題が世界的に広がったことに言及。不正確な情報が流布したことで「不幸な側面があった。この新聞はすでに謝罪した」と述べ、委員に客観的評価を求めた。
会合では人種差別的なヘイトスピーチへの対策、アイヌの人々の権利保護を求める声も出た。
委員会は今回の審査を踏まえ、30日に日本への勧告を公表する。
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慰安婦問題は少なくとも韓国とは解決済みの筈です。
その根拠は2015年12月の慰安婦日韓合意が成立しているからです。
文書化してはいませんが、日韓双方の外相が記者会見で発表したのですから
今更、韓国は破棄できません。
出来るとしても、それなりの手続きが必要だと思います。
慰安婦問題は日本と韓国の間では最終的不可逆的に解決しているのです。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/a_o/na/kr/page4_001667.html
にもかかわらず、国連でこの問題を蒸し返されるのは不本意であり、
内政干渉とも言えるのではないでしょうか。
韓国外相の発表のウでは
国連等国際社会において,本問題について互いに非難・批判することは控える。
と、あります。
この表現も曖昧な部分がありますが、国連で慰安婦問題を追及されたら韓国は
この問題は日本との間で解決済みだ、と言うべきなのです。
どの国の委員なのかわかりませんが「性奴隷」との表現を使ったらしいですが
日本の大鷹国連大使が「性奴隷」は不適切だと抗議したところ
韓国の委員が「1990年代から使われている」と反論したようですが
これこそ、開き直りであり非難・批判に当たるのではないでしょうか。
慰安婦日韓合意は破棄されていません。
日本はこの合意で謝罪をし、10億円拠出を実行しています。
ですから米国のマクドゥーガル委員やベルギーのボシュイ委員の
「政府間の合意で解決できていない」との発言は国家間の合意を無視したもので
納得できません。
韓国側が合意したのですから元慰安婦を説得するのは日本ではなく韓国なのです。
慰安婦合意で日韓双方が合意し、日本が10億円拠出し、韓国が受け取ったのです。
韓国が10億円受け取った時点で完全に合意が成立したのです。
韓国はもう後戻りできない事、そして大使館前の慰安婦像を速やかに移動すべきです。
国連憲章では敵国条項がありそれが今も生きているようです。
だからと言って、全ての問題で日本が非難され続けられることは不本意です。
そんな国連なら、負担金の支払いは当分の間拒否し、
この様な度重なる不当な扱いには断固抗議すべきだと思います。
※「性奴隷」を提唱したのは戸塚悦朗であり彼と一緒に元慰安婦を煽ったのは福島瑞穂です。