■国民民主党・大塚耕平共同代表(発言録)
(翁長雄志沖縄県知事の死去に伴う知事選の)候補者は、現地の関係者がどのような方を望まれるのかに重きを置きたいと。現地の皆さんが一枚岩になれる、特に今の与党に対して一枚岩になれる、そういう方であり、かつ翁長さんの思いを継承して頂ける方、この二つの条件は、やはり満たしていかなくてはならない。(翁長氏が率いた野党共闘の)「オール沖縄」の枠組みを維持できるような、二つの要素を兼ね備えた候補者を、野党全体で推していけるような構図が望ましい。(記者会見で)*****************************************************************************
翁長知事が昨日お亡くなりになりました。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
翁長氏は那覇市議、県議、那覇市長を経て2014年から沖縄県知事でした。
知事になってからは一貫して辺野古移設反対で、政府に反発した態度が忘れられません。
そんな翁長氏ですが20年前の県議時代は辺野古移設推進派でした。
それが反対派になったのはなぜなのかです。
中国の影響なのか、知事選で勝つ為なのか。
はたまた両方なのか。。。。。
橋本龍太郎氏や小渕恵三氏らの首相が沖縄の人達を説得し、辺野古移設容認だったのを
県外だ、国外だと沖縄の人達の気持ちを煽ったのは民主党政権でした。
特に鳩山由紀夫氏の無責任さ、無知により沖縄の人達を弄んだ事は批判されるべきです。
結果的にはあの判断は間違いだったと民主党は認めているのに
民主党から派生した国民民主の大塚氏は翁長氏の遺志を継承したいとは。。。。
反与党なら何でもいいと言うのでしょうか。
普天間基地の危険を取り除けなくてもいいと言うのでしょうか。
翁長氏は志半ばで病に倒れ無念だったと思います。
しかしだからと言って、翁長氏を称える事は出来ません。
普天間基地の危険を除く為、知事として県民の安全を守る事を考えて来たのか疑問です。
オール沖縄と言って、県民の心を一つにしたのかもしれませんが、
県民の危険を除去する責務を放棄した意味では罪深いです。
亡くなった方をあまり悪く言いたくないですが、
それでも翁長氏の遺志を継ぐことは無責任だと思います。
本当に沖縄に米軍基地は不要なのか。
米軍基地がなくても中国を牽制できるのか。
米軍基地がなくなっても中国は沖縄に侵食してこないのか。
何でもかんでも米軍反対では中国などの脅威に立ち向かえません。
米軍反対を主張する人は概ね自衛隊も要らないと言います。
それでどうやって日本を守るのですか。
丸腰で国民の命を守れると言うのですか。
辺野古移設は普天間の危険除去の必要性から来ています。
翁長知事は亡くなるまで、辺野古移設反対一辺倒でした。
印象操作の為か「辺野古移設」を「辺野古新基地」と言い替え、
その実全体からみると縮小なのに誤魔化していました。
そんな翁長氏のやり方は賛成できません。
辺野古移設をグチャグチャにしたのは鳩山由紀夫氏であり、そして翁長知事です。
日本人は亡くなった方の悪口は言いません。
死者に鞭打つ事はしません。
だからと言って、翁長氏の遺志を引き継ぐとか
翁長氏は常に沖縄の発展のために命懸けで取り組んきた、とか
沖縄の発展のために尽くしてきた等と言う人はおかしくないですか。
過度に翁長知事を持ち上げ、褒め称えると、勘違いする人も出てくるでしょう。
来月には沖縄知事選があるようですが、沖縄県民はマスコミの主張に流されず、
沖縄の発展に尽くす人を、選んでもらいたいです。