タカノハススキ(2)雄しべと雌しべ-超マクロ写真- 2008-01-20 14:18:07 | Weblog タカノハススキの穂の中から雄しべと雌しべが顔を出してきました。辛子明太子が2本並んでいるようなのが雄しべの葯です。その中央の左よりの場所より,葯の大きさに比べて如何にも細くて頼りなげな花糸(紐状の構造物)で穂の内部と繋がっています。下方にみえる濃いエンジ色のもじゃもじゃしたブラシのようなものが雌しべでしょう。雄しべは役割を果たすと簡単に落ちてしまいます。 ミクロラボΠ(パイ) ポリ亭
タカノハススキ(1)全体像 2008-01-19 21:25:26 | Weblog タカノハススキの垣根越しに見える上半分の写真です。1年でこんなに育ってしまいました。背が高く2メートルくらいまで成長します。葉には黄色の縞々模様が入っており,鑑賞用のススキです。今後,数回にわたって雄しべや雌しべの超マクロ写真を載せることにします。 ミクロラボΠ(パイ) ポリ亭
ヨモギ(5)開花後-超マクロ写真- 2008-01-17 11:20:40 | Weblog ヨモギの開花後の写真です。見た感じはなんだかややこしいですが,下のほうに焦点が合っています。左側と右側にY字型の雌しべが2本ペアに開いた鞘の中から出てきました。左側の雌しべに着目すると,5弁の鞘を開いて出てきているのが分かります。 ヨモギの花では,雄しべと雌しべが円錐形の鞘に収まって円形の領域内に並んでおり,鞘は5弁の薄膜からできていることが分かりました。雄しべと雌しべが同時に顔(?)を出してきています。自家受粉するのでしょうか。 ミクロラボΠ(パイ) ポリ亭
ヨモギ(4)開花後-超マクロ写真- 2008-01-16 14:35:05 | Weblog ヨモギの開花後の写真です。左側に5弁の鞘から出てきたのが雄しべ,右側のY字型に分岐しているのが雌しべと考えられます。 ミクロラボΠ(パイ) ポリ亭 関連ブログ:高分子-ミクロの世界-(Yahoo!ブログ)
ヨモギ(3)開花後-超マクロ写真- 2008-01-16 14:19:25 | Weblog ◆ ヨモギの開花後の写真です。突起を構成していた鞘が四方に開いて雌しべが出てきました。中央左側に2本がペアになって突起から出てきたのが雌しべです。真上から見ているので分かりにくいのですが頂上がY字型に分岐しています。 ◆ 中央付近の右側にもう一つの突起が開いており,鞘を構成する膜が5方向に開いています。中から出てきているのは雌しべと思われますが,はっきりとは今の段階では分かりません。 ミクロラボΠ(パイ) ポリ亭
ヨモギ(2)開花前-超マクロ写真- 2008-01-13 15:34:05 | Weblog ヨモギに沢山ついていた粒々の超マクロ写真です。粒の先端が赤く見えたのは,粒の先に並んでいる濃いエンジ色の突起のせいでした。次回からの記事で示しますように,それぞれの突起の内部には雄しべや雌しべが入っており,濃いエンジ色の5弁の鞘がそれを包み込んでいます。 ミクロラボΠ(パイ) ポリ亭
ヨモギ(1)全体像 2008-01-13 15:13:51 | Weblog ヨモギの全体像の写真です。群生しているというより川の堤防の縁あたりのあちこちに生えています。葉っぱが茂っていた時期のヨモギとは様変わりで,先端が赤っぽい小さな粒々が沢山ついています。 ミクロラボΠ(パイ) ポリ亭
キキョウ(5)全体像(開花後期)-マクロ写真- 2008-01-11 14:43:21 | Weblog ◆ 写真は開花後期のキキョウの花の全体像を示しています。花中央にある雌しべの先端が5本に分かれて広がっています。このように先端が分かれているほうが受粉に都合がいいことはいうまでもありません。 ◆ キキョウはまず雄しべが成長し,花粉が空になってから,雌しべが受粉体勢に入ります。これは同花受粉を避けるためであることはいうまでもありません。 ミクロラボΠ(パイ) ポリ亭
キキョウ(4)雄しべ(その2)-超マクロ写真- 2008-01-10 09:39:47 | Weblog キキョウの雄しべの葯の超マクロ写真です。花粉はどこかに飛んでいってしまい空っぽの状態です。葯の長さ方向に沿って中央付近に割れ目が入っています。ここに花粉が収まっていたのでしょう。 ミクロラボΠ(パイ)
キキョウ(3)雄しべ(その1)-超マクロ写真- 2008-01-10 09:34:44 | Weblog <正月前後,休載していましたが,今日から再開します。> キキョウの雄しべの超マクロ写真です。長い立派な!?雄しべの葯全体が花粉で覆われています。葯の中央付近に割れ目がありますが,未成熟の段階ではこの中に花粉が収まっていたのでしょう。 ミクロラボΠ(パイ) ポリ亭