スターチスは少々変わった花です。数個の小花が束になっており,その束がさらに集合して全体の花の形を構成しています。数個の小花の中の一本はピンクのさやの中から白い花弁がのびており(写真の左下),その中には雄しべが収まっているようです。その他のピンクの花(写真の右上)はロートのような形です。外観的には何も見えないのですが,奥の細い管の中に収まっているのは雌しべではないかと思います。
ミクロラボΠ(パイ) ポリ亭
参考ブログ:高分子-ミクロの世界-(Yahoo!ブログ)
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スターチスの全体写真です。多数のピンク色の小花と少数の白色の小花が集合して咲いています。白い花の中には雄しべがのぞいているので雄花,ピンク色の周辺がぎざぎざの小花は雌花と思います。雌しべは花びらの下の筒のような部分に収まっており,外からは見えません。花びらに触るとかさかさしており,ドライフラワーに向いている花です。
ミクロラボ Π(パイ) ポリ亭
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