生物の形-ポリ亭のマクロ・顕微鏡写真-

 身近な動植物のマクロ写真や顕微鏡を用いて撮るミクロ写真を載せていきます。「生物の形」を気楽に楽しんでいきたいものです。

やぶ蚊(5)-超マクロ写真-

2007-08-31 10:56:24 | Weblog
 やぶ蚊の複眼と触覚ばかり見てきましたがやぶ蚊は縞蚊です。2枚の写真の合成写真です。尾に数本の白い縞々模様が見えます。
 ところで,デング熱を媒介するのはネッタイシマカ。フィリピン旅行してきた人がデング熱ビールスを持って帰国後,蚊に刺されると,次々流行していくらしい。温暖化や暖房完備状態ではウイルスは死滅することなく行き続けていく。
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やぶ蚊(4)-超マクロ写真-

2007-08-31 10:33:05 | Weblog
 やぶ蚊頭部の触覚の生えているギョロ目のような構造にフォーカスしました。凄い目つきをしているように見えますが,目ではなく触覚を微妙に動かすための構造なのでしょう。実に立派な!触覚が生えています。
 あちこち窺っては派閥や政党を渡りあるいている某政治家の顔をじっと見ていると,せっかくの美人もこんな顔と重なって見えてきます。
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やぶ蚊(2)-超マクロ写真-

2007-08-30 15:35:12 | Weblog
 やぶ蚊頭部を真横から眺めました。触覚や吸血管がはっきりと見えてきました。複眼を構成している個々の目が七色に光って見えるのはなぜでしょう。一般的には,光の波長程度の大きさの粒子が規則正しく配列しているか(例:コロイド結晶),光の波長程度の周期の層が規則正しく積層されていると(例:昆虫の甲殻)七色に輝きます。やぶ蚊の目はなぜ輝くのかは,ここでは明らかにすることはできません。専門家はとっくに明らかにしているかも知れません。
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やぶ蚊(1)-超マクロ写真-

2007-08-30 11:38:00 | Weblog
◆ 庭に出ると間もなく数匹のやぶ蚊が身体の周りを飛び始めます。気が付いた時にはすでに数箇所刺されています。毎日,無数のやぶ蚊を養うほど血液を提供しているわけでもないのに,「いつもは何を食べてるの」と言いたくなります。
◆ 叩き潰してしまうとまずいので捕虫網で確保してから蚊取り線香で安楽死?してもらい,写真を撮りました。頭部を斜め上から狙いました。七色に光る立派!な複眼(?)が写っています。”ぎょろり”と目玉をむいているように見える部位からは触覚が生えています。目玉のように見える根元を微妙にぐりぐりさせて触覚を動かしているに違いありません。触覚には小枝がたくさん生えていて,見ているだけでもかゆくなりそうです。
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キク科黄色小花(6)雌しべ-超マクロ写真-

2007-08-29 15:39:40 | Weblog
 キク科黄色小花(コオニタビラコ?)の花芯の写真です。雌しべが顔を出しています。柱頭が二つに分かれるタイプの雌しべです。狭いところに雄しべと雌しべがひしめき合うように存在しています。自家受粉することになるのでしょう。
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キク科黄色小花(4)雄しべ-超マクロ写真-

2007-08-29 15:22:23 | Weblog
 キク科の黄色小花()の花芯に並んでいた筒状の構造の真ん中から雄しべがにょっきり突き出てきました。太い花柱は太くて逞しく直立しています。頂点は五つ星型の構造です。手前に二つに分かれた雌しべが見えています。
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キク科黄色小花(3)花芯-超マクロ写真-

2007-08-28 15:20:07 | Weblog
 前回の記事でキク科黄色小花(コオニタビラコ?)の花芯に「筒状の構造」がびっしり充填されていることを示しました。この写真は「筒状の構造」の1個が5個に星型に割れ,雄しべまたは雌しべが顔を出しかけている状態を示しています。「筒状の構造」間も開いてルーズになっています。
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キク科黄色小花(2)花芯-超マクロ写真-

2007-08-28 15:08:21 | Weblog
 キク科黄色小花(コオニタビラコ?)の花芯には0.7mmくらいの「筒状の構造」がびっしり並んでいます。「筒状の構造」は鉛筆を束ねたように最密充填している。1個の筒状構造を5個に分割するように筋模様が見られます。この構造が開いて雄しべと雌しべが出てくると思われます。
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