生物の形-ポリ亭のマクロ・顕微鏡写真-

 身近な動植物のマクロ写真や顕微鏡を用いて撮るミクロ写真を載せていきます。「生物の形」を気楽に楽しんでいきたいものです。

[#1089] アリッサム(6)-超マクロ写真

2011-01-26 14:13:51 | Weblog
前回の写真を2倍に拡大して撮影しました。雌しべの柱頭の形は円形で直径は約1mmです。柱頭の表面は多数の凹凸で覆われています。
撮影日:2011.1.22
ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭

[#1088] アリッサム(5)-超マクロ写真-

2011-01-26 14:06:12 | Weblog
ほの真上方向から撮影したアリッサムの超マクロ写真です。中央に雌しべが1本,周辺に雌しべが6本あります。左上の雄しべの葯は取れて花糸の先端が見えています。細くなった花糸の先端に約が付いているので容易に取れてしまいます。
撮影日:2011.1.22
ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭

[#1087] アリッサム(4)-超マクロ写真-

2011-01-26 13:47:18 | Weblog
 アリッサムの超マクロ写真です。花の直径は4mm程度です。中央に雌しべが一本,しっかりした胚珠に支えられています。柱頭は円形で分岐はしていません。雌しべの周りを雄しべが取り囲んでいます。雄しべの葯は茶褐色の外皮で覆われています。
撮影日:2011.1.21
ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭

[#1085] アリッサム(2)-超マクロ写真-

2011-01-24 13:56:28 | Weblog
 アリッサムの蕾の超マクロ写真です。蕾の直径は約1.7mmです(目盛の写真と対応して決定)。蕾を覆う緑色の外皮に亀裂が入っています。灰色の薄いクロスマークは蕾が4個に割れて4枚の花弁になることの印です。
撮影日:2011.1.22
ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭

[#1084] アリッサム(1)-マクロ写真-

2011-01-24 13:23:33 | Weblog
 アリッサムの花について連載します。こちら北陸では地表はまだ雪で覆われており,地植えのアリッサムはまだ姿を見せません。そこで今回は鉢植えのアリッサムを取り上げることにしました。アリッサムの花は数十個の直径4~5mmの小花が球状に集合して構成されています。小花の集合体の直径は2cm程度の手毬のような形です。 
 今回はアリッサムのマクロ写真を載せます。上部と右側では小花が咲いていますが,左下付近には未開花の蕾が並んでいます。花弁は4枚で,中央部に見える黄色のしべは雌しべ(1本),周辺の茶褐色のしべは雄しべ(6本)です。雄しべはまだ未成熟で花粉を放出するような段階ではないようです。まず雌しべが成熟し,次いで雄しべが成熟していくようです。他の花からの受粉を優先していると考えられます。
撮影日:2011.1.22
ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭(T.TAKAHASHI)
 

[#1083] セイタカアワダチソウ(19)-超マクロ写真-

2011-01-20 10:26:57 | Weblog
◆ 前回の超マクロ写真を拡大して撮影しました。天頂部は全体としては台形ですが,弾丸型にとがった先端部が中央に見えるようです。周辺が伸びて先端部が埋没したと考えてもよさそうです。今回の記事がセイタカアワダチソウの最終です。散歩の帰りにちょっとつまんで持ち帰ったセイタカアワダチソウ,一般に嫌われものですが超マクロの世界を覗いてみると複雑な構造をしており,ずいぶん楽しむことができました。
撮影日:2010.10.27
ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭

[#1082] セイタカアワダチソウ(18)-超マクロ写真-

2011-01-20 10:18:38 | Weblog
◆ 成熟したセイタカアワダチソウの小花を構成する微小花の超マクロ写真です。しべの天頂部が台形に近いものを撮りました。選んだわけではなく撮って見たらこういう形のも含まれていたということです。5弁の花冠の中から突き出している点はこれまでのものと同じです。
撮影日:2010.10.27
ミクロラボΠ-SABAE
関連ブログ:高分子-ミクロの世界-(Yahoo!ブログ):やや専門的な高分子のミクロ構造に関する記事

[#1081] セイタカアワダチソウ(17)-超マクロ写真-

2011-01-14 16:29:23 | Weblog
◆ セイタカアワダチソウの微小花の超マクロ写真です。3本の雄しべが下方の花冠の中から突き出してきています。手前側のものは先端はとがっていますが,斜めにそぎ取られたような形になっているように見えます。その表面にはたくさんの花粉が付着しています。向こう側のものは先端がほぼ平たくなりほぼ台形です。円錐形の先端部が花粉を出す過程でくずれたのかまたは開いてしまったのか,それとも先端突起の周辺部がぐっと伸びて先端部が埋没してしまったかでしょう。形が台形のものと円錐形のものと元は同じものだと思います。
撮影日:2010.10.27
ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭

[#1080] セイタカアワダチソウ(16)-超マクロ写真-

2011-01-14 16:12:54 | Weblog
◆ セイタカアワダチソウの微小花より出てきた雄しべの先端部の超マクロ写真です。先端部は円錐状で花粉がたくさん付着しています。記事[#1077]に写っているしべの拡大写真です。
撮影日:2010.10.27
ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭