生物の形-ポリ亭のマクロ・顕微鏡写真-

 身近な動植物のマクロ写真や顕微鏡を用いて撮るミクロ写真を載せていきます。「生物の形」を気楽に楽しんでいきたいものです。

[#679] ハグロロンボ-マクロ写真-

2009-08-31 16:06:44 | Weblog
オオバコと次回からのコデマリに関する記事の合間にハグロトンボの写真を載せました。エメラルド色の胴体部の美しさは格別です。ひら~りひら~りとゆっくり羽を開閉していました。
ミクロラボΠ(パイ)SABAE ポリ亭

[#678] オオバコ-雄しべ(4)-超マクロ写真-

2009-08-31 15:57:43 | Weblog
オオバコの雄しべの超マクロ写真です。雄しべの裏側より撮った写真です。花糸が雄しべの下方より伸びています。雄しべの約に大きさに比べて花柱はずいぶん細く頼りなさそうですが,花茎から生えてしっかりと葯を支えています。花粉放出の役割が終われば葯は花柱よりポットンと降り落とされる運命です。
ミクロラボΠ(パイ)SABAE ポリ亭


[#675] オオバコ-雄しべ(1)-超マクロ写真-

2009-08-27 09:02:42 | Weblog
オオバコの雄しべの超マクロ写真です。花粉の入っている葯が頼りなげな細い花糸で支えられています。花粉を出した後,空になった葯は落ちてしまいます。この葯はまだ花粉を出していません。左下側には枯れた雌しべが見えます。雌しべが受粉した後で雄しべが花粉をだすという順序になっているためでしょう。自家受粉(近親交配)を避けるにはこの方が望ましいのは当然です。
ミクロラボΠ(パイ)-SABAE ポリ亭

[#672] オオバコ-雌しべ(2)-超マクロ写真-

2009-08-23 10:09:24 | Weblog
オオバコの雌しべの超マクロ写真です。雌しべが鞘の中からほぼ全身を現しました。雌しべには上端がY字型または数本に分岐したものがありますが,オオバコは単純な細長い棒状の形です。しかしその全体が無数の突起で覆われているうえ,花茎から多数本生えてくることにより花粉を受け入れるチャンスを増やしています。
ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭

[#671] オオバコ-雌しべ-超マクロ写真-

2009-08-22 11:46:50 | Weblog
オオバコの花茎上部に出てきた雌しべの超マクロ写真です。無数の突起に全体を覆われて銀色の雌しべの構造はいかにも花粉を受け入れやすいという「形」です。左下にはちょっと顔を出しかけた雌しべが見えます。右下には全体として紡錘状の形をした雌しべが見えています。これで長い雌しべが半分くらいが出てきたところです。
ミクロラボΠ(パイ)-SABAE ポリ亭(T.T)

[#670] オオバコ-全体像(マクロ写真)-

2009-08-21 14:34:33 | Weblog
 オオバコの全体像の写真です。このオオバコは庭の通路に咲いていました。他の背の高い草が茂っているような場所に生えないのは,背が低いためでしょう。通路に生えているため当然踏まれてしまいますが,それにめげるようなか弱い花ではありません。花茎には小さな花が集まって咲いていますが,花弁はありません。風媒花ですから虫を誘惑する必要もないのでしょう。
 この写真を見ると,花茎の上方には雌しべが生えており,中央部から下の方では雄しべが咲いています。まず雌しべが咲いて花粉を受け入れ,その後で雄しべが咲いて花粉を飛びださせます。
ミクロラボΠ(パイ)-SABAE ポリ亭