ホトトギスが満開になりました。付近に別の花がないので数匹のクマンバチが飛びまわっていました。下方のホトトギスの花芯に狙いを定めてホバリングしていました。クマンバチを撮影中,向こうから襲ってきた経験はありません。スズメバチより大人しいようです。
ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭
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今回より数回,ムシのアップ写真を載せます。今回はクモのハンティングの様子です。クモの巣にはしばしば出会いますが,ほとんどの場合,クモがじっとエサのかかるのを待っています。カメラ持参で散策中,ちょうど小さな蝶がクモの巣にかかりました。2本の足で器用に獲物を回しながら,他の2本の脚交互に周辺の糸を数本を束ねて巻きつけていました。1本の糸を吐き出して巻き付けるのかと思っていたのですが,そうではありませんでした。数本まとめて巻き付けるので見る間にぐるぐる巻きにしてしまいました。
ミクロラボΠSABAE ポリ亭
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ススキの葉にうっかり触ると痛みを感じ血が出る時もあります。それもそのはず,葉のエッジには尖った”刃”が生えています。刃は葉の先端に向かって尖っています。したがって,葉を先端方向に滑らせても痛みは感じませんが,葉の根元の方に滑らせると鋭い痛みを感じます。
ミクロラボΠSABAE ポリ亭
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未熟な雄しべと雌しべが並んで生えている場所をアップしました。雄しべはか細い花糸で繋がれていて花粉を放出したら落ちてしまいますが,雌しべは根元からしっかりと繋がれています。根元から羽毛が放射状に生えています。自家受粉が起るのかどうかは分かりません。
ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭
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ススキの雄しべの超マクロ写真です。収まっていた皮膜が破れて雄しべが顔を出しています。これから花糸がのびて,やがてひらひらとぶら下がった状態,すなわち花が咲きます。その状態は既に投降したマクロ写真で見た通りです。
ミクロラボΠSABAE ポリ亭(T.T)
ミクロラボΠSABAE ポリ亭(T.T)
◆ タカノハススキの穂のマクロ写真です。黄色の嚢をつけた雄しべとひげもじゃの雌しべがはっきり見えます。雄しべはやがてポロリと落ちてお役目終了ですが,受粉した雌しべの周辺からはタンポポの毛のようのものが放射状に成長し,やがて飛び散って子孫を残す役割を果たしていきます。
ミクロラポΠSABAE ポリ亭
関連ブログ ”高分子-ミクロの世界-”(Yahoo!ブログ)
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