ノアズキはマメ科ノアズキ属の植物です。花のマクロ・顕微鏡写真を撮影した9月11日から1ヶ月以上経過した10月20日にノアズキを見たら種子(豆状)ができていました。
撮影日:2015年10月20日 ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭
ノアズキの雌しべの先端付近をアップして撮影したデジタル顕微鏡写真です(スケールバーは1mm)。雌しべの先端部には花粉が多数付着しています。筒状構造体を切り開いて初めて見えてくる形です。
撮影日:2015年9月11日 ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭
これもノアズキの花の花弁を切除し,雌しべが収まっていた筒状構造体の外皮を切り破って撮影したデジタル顕微鏡です。上方には花粉があり下方ではもじゃもじゃの毛が生えています。おそらく雌しべだと思いますが,今回の写真だけなので確信はありません。また来年のお楽しみにしておきます。それにしてもややこしい形の花です。
撮影日:2015年9月11日 ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭(T.TAKAHASHI)
これもノアズキの花の花弁を切除して撮影したデジタル顕微鏡です。雄しべの葯と雌しべの入っている筒状構造体の開口部が向き合うように並んでいます。
撮影日:2015年9月11日 ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭(T.TAKAHASHI)
別のノアズキの花の花弁を切除して撮影したデジタル顕微鏡写真です。右側より左側に向けて雄しべの束がらせんを巻くように伸びています。雄しべが収まっていた筒状構造体の外被が破れ内部が見えてきています。左側には雌しべが入っている筒状構造体の開口部がこちらを向いています。
撮影日:2015年9月7日 ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭
ノアズキの雄しべの葯の周辺をアップして撮影したデジタル顕微鏡写真です。スケールバーは1mmに対応しています。なお,スケールバーは特に断らなければどの写真でも1mmでに対応しています。
撮影日:2015年9月11日 ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭
前回の写真の雄しべ付近をアップして撮影したデジタル顕微鏡写真です。長い花糸を持つ雄しべが写っています。こんなにひょろひょろした花糸では筒状構造体の中でないと佇立することはできません。長い花糸を持つ雄しべは他の花でも観察されますが,多くは雌しべの周辺でしっかりと佇立しています。右側の筒状構造体の開口部では雌しべのごく一部が見えています。
撮影日:2015年9月7日 ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭
前回撮影した部位の上方を拡大して撮影したデジタル顕微鏡写真です。左側には筒状構造体の外被が破れて出てきた長い花糸を持つ雄しべにフォーカスしました。雄しべの花糸はひょろひょろして頼りない感じです。
撮影日:2015年9月7日 ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭(T.TAKAHASHI)