生物の形-ポリ亭のマクロ・顕微鏡写真-

 身近な動植物のマクロ写真や顕微鏡を用いて撮るミクロ写真を載せていきます。「生物の形」を気楽に楽しんでいきたいものです。

[#1804] シュウメイギク(7)-縦断面-

2013-10-31 09:35:19 | Weblog

 カミソリで花芯を縦断して撮影した超マクロ写真です。雌しべの下部には薄緑色の半透明の半円球型の層が広がっています。その周辺で雄しべが生えている様子が良く分かります。花弁の根元付近の組織も写り込んでいます。

 これまで超マクロ写真はデジタルカメラ Nikon Coolpix 995 にアタッチメント介して光学顕微鏡の接眼レンズ(×10) を逆付けし,Velbonのスライダーに固定して撮影していました。記事を再開した後はデジタル顕微鏡(秀ミクロン 3)を Velbonのスライダーに取り付けて三脚にしっかりと固定して撮影した画像を使用しています。一部に以前の画像も使用しています。

撮影日:13.10.8  / 使用機材:デジタル顕微鏡(秀ミクロン3) / ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭


[#1802] シュウメイギク(5)-花芯部(雄しべ)-

2013-10-31 09:04:50 | Weblog

 シュウメイギクの花芯の雌しべの周辺には雄しべがたくさん生えています。花粉を含んだ葯は二つの嚢より構成されています。右隅のスケールバー(黒線)は1mmです。花粉を含む葯の長さは2.5mm,幅は1.5mm程度です。花糸の長さは内側と外側で異なり3~6mmと幅広く分布しています。

  雌しべに注目すると雄しべの生え際に2,3個の雌しべが膨らんできています。やがて後の記事で示すような形に変わります。 

撮影日:13-10.8 / ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭(T. TAKAHASHI)

 


[#1801] シュウメイギク(4)-花芯部(雌しべ)-

2013-10-31 08:56:53 | Weblog

  シュウメイギクの花芯部のさらに拡大した超マクロ写真です。表面の凹凸がはっきりと見えてきました。スケールバーは1mmに対応しています。この凹凸は雌しべになりますが,直径は約0.5mmです。

撮影日:2012.10.8  / ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭(T. TAKAHASHI)


[#1800] シュウメイギク(3)-花芯部(雌しべ)-

2013-10-29 16:05:51 | Weblog

 シュウメイギクの花芯にある薄緑色の半球体のマクロ写真です。デジタル顕微鏡の目盛表示×50で撮影しました。表面には多数の凹凸があり,表面が分割されているようにも見えます。それぞれから雌しべが出てくることは後の記事で明らかになります。

撮影日:2013.10.8 / ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭


[#1799] シュウメイギク(2)-花芯領域-

2013-10-29 15:51:03 | Weblog

 シュウメイギクの真上から撮った花芯領域のマクロ写真です。中央の半球体の周りにたくさんの雄しべが生え当ています。数を数えるのは諦めました。暇な時に数えるかも知れません。

撮影日:2012.10.29 / ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭(T. TAKAHASHI)


[#1798] シュウメイギク(1)-全体像-

2013-10-29 15:21:33 | Weblog

 今回よりシュウメイギクのマクロ・顕微鏡写真を連載します。シュウメイギクは丈夫で放置しておいても年々株が大きくなって花を咲かせます。薄いピンク色の花弁は内側に5枚,外側に5枚の2層に交互に生えています。中心に直径7mmの緑色の半球体(雌しべか)の周りにたくさんの雄しべが生えています。

撮影日:2013.10.10  / ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭 / 


[#1796] マクロ写真(9月)-ホトトギス(紫系)-

2013-10-28 21:17:13 | Weblog

 通常の紫系のホトトギスのマクロ写真です。なかなか生命力が強く10月28日現在,まだ咲いています。しべの形は複雑で面白い形の花です。

撮影日:2013.10 / 撮影場所:福井総合植物園 / ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭


[#1795] マクロ写真(9月)-ホトトギス(白系)-

2013-10-28 21:11:22 | Weblog

 白系のホトトギスのマクロ写真です。紫系のホトトギスよりやや遅れて咲き始めました。い個所から3本くらいの花を咲かせたり1本の枝に連なって咲く様子は通常のホトトギスとはやや異なっています。

撮影日:2013.2 / 撮影場所:福井総合植物園 / ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭