生物の形-ポリ亭のマクロ・顕微鏡写真-

 身近な動植物のマクロ写真や顕微鏡を用いて撮るミクロ写真を載せていきます。「生物の形」を気楽に楽しんでいきたいものです。

キキョウ(1)全体像(開花初期)-マクロ写真-

2007-12-26 16:50:53 | Weblog
 キキョウの開花した初期の全体像の写真です。雄しべが中央の雌しべを取り囲むように成長しています。キキョウは雄しべが先に成熟して,雌しべは後から成熟する「雄性先熟」の花です。
ミクロラボΠ(パイ) ポリ亭

西洋ヤマゴボウ(5)雄しべ(その1)-超マクロ写真-

2007-12-20 10:54:15 | Weblog
 西洋ヤマゴボウの雄しべです。中央に佇立する雌しべの周辺に遠慮がちに?伸びています。上部に見える緑色の構造体は雌しべが生えている”針山”,その下部に肌色の花弁(or 萼)があり,その隙間から雄しべがそっと顔を出しています。
ミクロラボΠ(パイ) ポリ亭
関連ブログ:”高分子-ミクロの世界-”

西洋ヤマゴボウ(3)雌しべ(その1)-超マクロ写真-

2007-12-18 13:35:17 | Weblog
 花芯にミニ南瓜のような緑色の構造体があり,そこから数本の生えているのは雌しべだと思います。雌しべは上のほうで複数に分岐していることが多いのですが,西洋ヤマゴボウは分岐していません。
ミクロラボΠ(パイ) ポリ亭

西洋ヤマゴボウ(2)全体像-マクロ写真-

2007-12-18 13:29:17 | Weblog
 花に迫って拡大してみました。花の大きさに比べて大きい緑色の丸い枕のような構造物が花芯にデ~ンと鎮座しています。そこに雌しべが生えているようですが,それは次回の超マクロ写真で示しましょう。
ミクロラボΠ(パイ) ポリ亭

オオイヌタデ(2)ミリ花-超マクロ写真-

2007-12-15 11:16:53 | Weblog
 オオイヌタデの花穂は赤っぽいのですが,開いた花は白っぽい色です。花径は2mmくらいです。中央付近に球形の”頭”がついて白っぽい雌しべが2本生えています。雌しべもいろいろ見てきましたが,球形のものは珍しいと思います。
 雌しべの周辺には6本のやはり白っぽい雄しべが生えています。花粉は真球形です。その一部は雌しべの方にへ移動しているようです。オオイヌタデの開花期は6-11月と長いのですが,この写真は9月20日に撮影したものです。
ミクロラボΠ(パイ) ポリ亭