生物の形-ポリ亭のマクロ・顕微鏡写真-

 身近な動植物のマクロ写真や顕微鏡を用いて撮るミクロ写真を載せていきます。「生物の形」を気楽に楽しんでいきたいものです。

ネコヤナギ(11)閉じた雄しべ-超マクロ写真-

2008-03-29 20:33:02 | Weblog
 この時期のネコヤナギを見ると,エンジ色の部分と黄色の部分があります。今回の写真はまだ開いていない雄しべが配列している様子を示しています。雄しべの葯は四つの嚢に分かれており,その中央には凹みがあります。この凹みのところから嚢が破れてイ花粉がでてきます。葯は太くてしっかりした花糸で支えられ直立しています。早春のネコヤナギの房の表面を覆っていた白い繊維も残っています。
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ネコヤナギ(10)雄しべとコバチ-マクロ写真-

2008-03-29 20:24:41 | Weblog
 雄しべが開いて黄色の花粉が出てきました。その周りをコバチが飛び回っていました。脚にはいっぱいの花粉をくっつけています。偶然ついたものというより,花粉をくっつけて塊にしてどこかに運んで行くのでしょう。
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ネコヤナギ(8)春のネコヤナギ-マクロ写真-

2008-03-28 10:44:45 | Weblog
 いよいよ春のネコヤナギ。写真は3月22日に撮影したネコヤナギです。早春の白い毛で覆われたネコヤナギは春を告げる”花”として生け花によく使われます。この状態のネコヤナギを美しいと感じる人が多いのでしょう。
 撮影日前の数日間,暖かい日が続いてネコヤナギの花が咲きました。花が咲いたといっても花弁があるわけではなく,雄しべが開いて花粉を出すようになるのです。茶色の雄しべはまだ開いていないのですが,黄色の雄しべは開いています。黄色く見えるのは花粉のせいです。
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ネコヤナギ(6)早春のネコヤナギ

2008-03-28 10:14:34 | Weblog
 3月2日に撮影したネコヤナギの写真です。茶色の殻の残渣がキャップのように上に乗っています。ちょっと触れると落ちてしまいます。左側の直立した枝を見ますと,芽が右巻きらせん状に枝から出てきているのが分かります。
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ネコヤナギ(2)冬のネコヤナギ-超マクロ写真-

2008-03-28 09:44:23 | Weblog
 ネコヤナギの芽から茶色の殻を破って”白い毛”がでている部位の超マクロ写真です。雪の日も0℃以下になる日もあるこの頃なぜ出てくるのでしょう。春を待ちかねて吹き出てきたようです。
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