生物の形-ポリ亭のマクロ・顕微鏡写真-

 身近な動植物のマクロ写真や顕微鏡を用いて撮るミクロ写真を載せていきます。「生物の形」を気楽に楽しんでいきたいものです。

[#1055] コスモス(14)-超マクロ写真-

2010-11-04 16:13:00 | Weblog
 コスモスの花芯の超マクロ写真です。二つに分岐しくるっと巻いた柱頭を持つしべが出てきました。雌しべと考えられます。不思議なことに茶褐色の鞘に収まった雄しべの葯の中心を破って出てきたように見えます。花粉の付着した雄しべを破って出てくるのですから,出てきた雌しべには既に花粉が付着しています。雌しべが雄しべを中央突破して出てくるというような例はこれまでの1,000回余の記事の中では初めてです。
撮影日:2010.10.21
ミクロラボΠ-SABAE

[#1054] コスモス(13)-超マクロ写真-

2010-11-03 11:48:28 | Weblog
コスモスの雄しべの葯を拡大した超マクロ写真です。星型の凸部があり表面は花粉で覆われています。花粉の大きさは正確には評価できませんが,およそ0.07mmくらいです。コスモスはありふれた花ですが,雄しべの「形」は非常に珍しいと思います。
撮影日:2010.10.21
ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭

[#1053] コスモス(12)-超マクロ写真-

2010-11-03 11:31:02 | Weblog
 コスモスの雄しべを斜め上からフォーカスして撮影した超マクロ写真です。葯は全体として三角錐型ですが天頂部には星のような形の凸部があり,表面にはほぼ球形の花粉が付着しています。雄しべの花糸は濃い茶褐色の鞘に収まっています。
撮影日:2010.10.21
ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭


[#1052] コスモス(11)-超マクロ写真-

2010-11-02 22:53:32 | Weblog
 前々回示した「花冠」(しべの容器)の中からしべ(雄しべ)が出てきました。雄しべは濃い茶褐色の鞘に包まれています。雄しべの葯は全体として三角錐型ですが,凹凸があります。三角錐の底辺と高さは約1.8mmです。葯の凸部の表面にはたくさんの花粉が付着しています。
撮影日:10.10.21
ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭

[#1051] コスモス(10)-超マクロ写真-

2010-11-02 22:49:01 | Weblog
前回示した五つ星型の「花冠」(しべを包んでいた)の1個にフォーカスしました。花冠の縁は盛り上がって厚ぼったくなっており,表面には凹凸があります。その先端の方では短い突起が伸びています。
ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭