生物の形-ポリ亭のマクロ・顕微鏡写真-

 身近な動植物のマクロ写真や顕微鏡を用いて撮るミクロ写真を載せていきます。「生物の形」を気楽に楽しんでいきたいものです。

[#1907] フジバカマ(4) 縦断面

2013-12-03 21:49:21 | Weblog

 フジバカマを上方から撮影したこれまでの写真より分かるように5本くらいの小花が束ねられて咲いています。この小花の束を長さ方向にカミソリで縦断し×30(デジタル顕の表示倍率)で撮った写真です。細長い小花の長さはスケールバー(1mm)と比較すると8mm程度です。最下部には根のようなものがあり基底部に突き刺さっていた部分です。その上方に向かって浅緑色の部分,赤茶色の部分,ピンク色を帯びた部分,最上部の筒状の花びらのような部分に分かれています。雌しべが2本花弁の中から伸びてきています。

撮影日:2013.10.20                                                                                                            試料採取場所:自宅(福井県鯖江市)                                                       ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭(TAKAHASHI)


[#1905] フジバカマ(2) 全体像

2013-12-02 16:21:10 | Weblog

  フジバカマを上方向から撮影した超マクロ写真です(スケールバー:1mm)。中央左付近の小花の一つの頂上部が開いてしべがひょろひょろと伸びてきています。花の内部で分岐してのかどうかは後で明らかになるはずです。

影日:2013.10.11                                                                                                         ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭(T. TAKAHASHI)


[#1904] フジバカマ(1) 全体像

2013-12-02 16:02:22 | Weblog

  フジバカマのマクロ写真および超マクロ写真を連載します。フジバカマは秋の七草の一つです。繁殖力が旺盛で何も世話をしなくてもどんどん成長して増殖してきます。写真は上方から撮った超マクロ写真です。デジタル顕微鏡を用い表示倍率が×50で撮影しました。白いスケールバーは1mmに対応しています。中央付近には5個程度の「小花」がまとまっている様子を示しています。上部には「小花」の束が横方向から見えています。1個の小花は細長い形(長さ:約4mm,幅は約1-1.3mm)であることが分かります。

撮影日:2013.10.11