オッパイ星人

早朝3時に迎えに来ると約束した息子の車で、300km以上離れた旭川の近くにある鷹栖町で行われる「HONDAの祭」へ行くことになった。
昨年も行ったので、これで2回目だ。

昼寝は得意だが、早寝は苦手。無理強いされて布団に入れられたが頑張っても目はキラキラ(笑)
一応、目覚ましをセットして眠ったのは30分程。眠りに着いた途端にベルが鳴った感じだ。
普通なら、先に起きて準備整えているハズのレロレロとスリスリは、どうしたことか爆睡中。
スリスリは寝過ごしたことを考えて化粧してから寝たらしい。

何とかギリギリ 3時に準備完了し家の前で待つが迎えが来ない。
気温は8度。じっとしていると寒いので団地の中の道路を歩いて国道の交差点まで出る。

スリスリは毛布を体に巻きつけ、レロレロはバスタオルを腰に巻き手袋着用。

この姿で灯りの下をウロウロ歩くと怪しい雰囲気がハンパではない。

15分遅れで息子のジュニアが、やっと到着。
全員が寝不足なので、車が走り出してもテンションは低いままだ。
寝ている子供達を起こさないようにコソコソ話するので、耳の少し遠い私は何を言っているのかサッパリわからない。

夜が明けてきたのは、糠平湖を過ぎた辺り。

順調に運転をしていたジュニアが突然「オッパイ」と叫ぶ。
「オッパイ、乳首もあるしオッパイだぁ」声は大きくなる一方だ。

ジュニアの指差す方を見ると、なるほどオッパイに似た形の山がふたつ並んでいる。

写真を撮ろうとしたら木陰に入ってしまったので諦めたら、何とジュニアは車をわざわざバック。

これでわかったことは、ジュニアがオッパイ星人だと云うこと。
私より、とっても濃いオッパイ星人のようだ。
間違いなく私の子供だ。