前回の続き
オッパイ山の次は三国峠だ。車の通行ができる峠としては、北海道で最も高い1139mを通るが、峠から見る日の出が美しいことでも有名で、路肩に三脚を据えたカメラマンが沢山並んでいる。
運の良いことに、丁度朝日が出た時にこの峠にドンピシャで到着した。
逆に運の悪いことに、重い一眼カメラは置いてきていた。半日外を歩かなければならないので持ってきたのは軽い一眼モドキの小さなカメラ。
余地のある路肩に車を停めてもらって、歩いて三脚の据えてある横を通る時、カメラマンは一様に横目で私の小さなカメラを馬鹿にしたような目で見た。
(バーロメ、これだってキチンと写せらぁ) と逆に胸を張ってバシャバシャ撮影。
ここで朝日を撮りたいと思いながら機会がなかったけれど、今回はジュニアのおかげで撮影ができた。
待っていてくれた車に戻って、久しぶりにチュッとお礼をしようかと思ったら、私が車に近づくとイジワルして数メートル動かして喜んでいる。
焦っている私を見て、車内からは、「ギャハハ……」と喜ぶ声。
これで、久しぶりのチュッは無し。
有難味も一瞬で半減した。
オッパイ山の次は三国峠だ。車の通行ができる峠としては、北海道で最も高い1139mを通るが、峠から見る日の出が美しいことでも有名で、路肩に三脚を据えたカメラマンが沢山並んでいる。
運の良いことに、丁度朝日が出た時にこの峠にドンピシャで到着した。
逆に運の悪いことに、重い一眼カメラは置いてきていた。半日外を歩かなければならないので持ってきたのは軽い一眼モドキの小さなカメラ。
余地のある路肩に車を停めてもらって、歩いて三脚の据えてある横を通る時、カメラマンは一様に横目で私の小さなカメラを馬鹿にしたような目で見た。
(バーロメ、これだってキチンと写せらぁ) と逆に胸を張ってバシャバシャ撮影。
ここで朝日を撮りたいと思いながら機会がなかったけれど、今回はジュニアのおかげで撮影ができた。
待っていてくれた車に戻って、久しぶりにチュッとお礼をしようかと思ったら、私が車に近づくとイジワルして数メートル動かして喜んでいる。
焦っている私を見て、車内からは、「ギャハハ……」と喜ぶ声。
これで、久しぶりのチュッは無し。
有難味も一瞬で半減した。