北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

車中泊の旅・・・・・中山道 木曽路

2017-04-02 22:39:49 | 旅行
中山道 木曽路は山の中だと誰かが云っていた。
その中で昔の宿場の面影を残しているとして有名なのが妻籠と馬篭宿だが、もう一つ あまりメジャーではないが奈良井宿も立派に旧宿場町としての面影を残している。



観光客がウロウロしていない分、昔の風情をそのままに感じることができるような気がする。



それに反して妻籠宿と馬篭宿は人で溢れていた。ファインダーの中に人を入れないで撮るのはかなり難しい。








昔、退職したら東海道と中山道を歩き 富士山にも登りたいと思っていた。
ところが試しに自宅から13キロほど離れた駅まで歩いてみて自分の体力の無さを知り街道を踏破しようなんて無謀なことだと知った。

だから今回は車での走破だ。

木曽路は山の中というだけあって峠道のオンパレードだ。馬篭宿なんて宿場町全体が急な坂道の両側に宿が並んでいるので、私の様な体力のない人間は宿場の中を歩くだけでヘトヘトになった。



木曽路にあって 一風変わった景観を見せるのが寝覚の床だ。あの浦島太郎が目を覚まし玉手箱を開けた場所だと云う事が命名の由来らしい。







ここは一見の価値があるので是非尋ねてほしい場所だ。

さて国宝犬山城へ上ることになった。彦根城や松本城へ行ったことがあるので天守閣へ上がるのが大変なのは知っているのだが、やっぱり上がらずにはいられない。






階段と云うよりハシゴと云った方が良いような急傾斜の階段を楽しく上るにはオネエサマの後ろについて上るに限る。



息が切れ、苦しい中でも 目の前に揺れる臀部が気持ちを奮い立たせてくれる。
これが何処かのオッサンの後ろだと・・・・気が滅入る。



城から下りてヒーヒー云いながら美濃加茂にいる同級生に電話した。

「近くに来たけれど寄らないで行く」と云うためだ。

今年退官すると云う その出来のずば抜けて良い同級生は喫茶店を待ち合わせ場所に指定してすっ飛んで来た。

相変わらずスマートな長身でキビキビと動くイケメンは見た目も私とは正反対だ。

退官するので学生が謝恩会を開いてくれたのだが、女子学生が何人も泣いたらしい。

過去、私のために泣いてくれた女性なんか一人もいないので 少し・・・・いや、かなり羨ましい。

病気の気配もないようで、私のようにレジ袋いっぱいの薬を持ち歩く人間には別の人種のようにさえ見える。

この後、本当は岐阜城へも上がる予定だったけれど、もう体力の限界。Tバックのオネエサマでもいるのなら頑張るけれど・・・・もう城は 良いや。