今日は天気が良い。
24年ぶりと云うスーパームーンが見られる確率は高そうだ。
見られると云う時間をメモしておいたが、その予定時間の20時8分になっても月が見えない。
もしかしたら雲がかかっているのだろうか。
それよりも今の時期、この時間になっても闇が濃くないことに驚いた。
諦めてテレビを観ていたら、ルンバが「月が見えるよ」と教えてくれた。
マイフレさんから「LINEで釧路の月をYoutubeで観ているよ」と連絡も入った。
寝室の窓から観ると、なる程、地平線の少し上に、かなり欠けた月が現れていた。
早速、窓を開けてカメラテストも兼ねて一枚撮影し、輝度をアンダー側に少しずつ調節しては撮影を繰り返した。
何回も階段を上がり、少しずつ変化する月を撮影していたが疲れた。
それに飽きっぽい性格が災いして、テキトー人間は入浴。
ベッドへ入る前にほとんど欠けている部分が無くなった満月を撮った。
ルンバが、「次は12年後らしいけれど、その時にはきっともう死んでいるね」と云うのに、「そうだね」と素直に頷く自分に驚いた。
これが最後に見ることになるかも知れないスーパームーン。
カーテンを閉じる前に、もう一度月を見つめ、そして追加のシャッターを押した。