今日、ルンバが運転免許証の更新に行くと云う。
運転免許試験場までは3キロ程なので頑張れば徒歩圏内だ。
体調の良い日には、私も試験場までウォーキングすることがある。
ルンバは自分で運転して行くと気合いを入れた。
実は彼女は、長い間ペーパードライバーだった。
その原因は私にある。
丁度免許証を手にした時に次々と出産したからだ。まるでワンコのように。
つまり当時、二人は仲良しで毎日イチャイチャしていたのだ。今では考えられないことだけれど。
ペーパードライバーの彼女は免許更新の度、恥ずかしそうに自転車で試験場へ行っていた。
何故ペーパードライバーだった彼女が運転出来るようになったかと云うと、責任を感じた私が車の少ない郊外の道や試験場のコースを借りて運転を教習したから。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/c8/e9247166b9d1d5462530ad698c9dc9ed.jpg)
私は自動車学校の教官並に、いや、もしかしたらそれ以上に優しく丁寧で教え方が上手いと思っている。
彼女は今もバックに自信が無いと云うが、きちんと家の前に車を入れる技術は持っている。ただ自信が無いと思い込んでいるだけだ。
でも私も含めて老いると目に自信が無くなる。反射神経も低下しているだろう。
しかし、女性にとって重要なのは免許証に貼られる写真だ。
「少しでも早く更新に行かないと、写真のシワが増えるぞ」と云った途端、突然更新に行くと云いだした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/ca/a52272584ede94e9b847088bc92ae06a.png)
写真を撮るとき、椅子に座ったとたんパシャッと撮られるから、座る前から目を大きく開けておいた方が良いと数ヶ月前に更新を終えた私のアドバイス。
私の免許証の写真は驚く程ヒドイ。
新コロナの時代だから、滞在時間を少なくするためにチャッチャッと作業を進めているのだ。
多分、今日手にする彼女の免許証の写真は、目を見開いていることだろう。
怖いぐらいに(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/db/a6d3df5f9ec1702eb682faacc803ed3f.png)
で、結局どうなったかと云うと・・・・・
試験場で、「まだアナタの更新期日には1週間以上早い」と云われて門前払い。
鬼になって帰ってきた。
「一週間ぐらい早くたって良いじゃないか」と云うのが彼女の言い分だ。
「でもね、法律というモノがあるんだから」と説得する私に、鬼の刃が向けられた。