北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

天国への入口

2021-09-26 17:16:00 | ウォーキング
実は、ここ数日体調が良くない。
前回の検査で、常に正常値だった肝機能に初めて異常値が出た。

もしかしたら次回の検査で何か新しい病名が加わるかも知れない。

その不安を押し殺して臨海公園から新釧路川河口付近を歩いた。

釧路駅から一つ目の駅が臨海公園のある新富士駅。

今は埋め立てられて港や道路が作られているが、昔、この新富士駅の南側は海だった。
昭和40年にその海岸で小学校の炊事遠足が行われた時に、児童が拾った小型ドラム缶が、不運にも戦時に使用された爆雷の不発弾で児童4人が亡くなる不幸な出来事があった。

その慰霊碑が建つ公園が今日のスタート地点。

車を置き、お彼岸なので花が供えられた慰霊碑に一礼し歩き始めた。

トラックが傍を通ると、風でキャップが飛ばされそうになるので脱いだ。
私の頭頂部、ザビエルと呼んでいる部分が久し振りに日光を浴びた。



新釧路川河口に架かる西港大橋を渡る。

橋の照明は、丹頂鶴をイメージしフェンスは波模様だ。



河口に建っている建物は、西洋の城のようにも見える。



副港を一周。停泊している漁船には、岩手県の大船渡と書いてあった。
海水温が上がっているので、ここ数年、漁獲量はかなり悪い。



昨日は、根室でサンマの水揚げが良かったと報道されたがまだまだ油断は出来ない。

西港大橋を戻る。
幾重にも重なる橋の向こうに、運転を止めた日本製紙の煙突。



臨海公園に着く手前でモヨオシタ。
それでも慰霊碑にきちんと頭を垂れて運転席へ座る。

10分も耐えて走れば我が家だ。
ゴールド免許なので決して焦らず、赤信号で停まった時だけウエストバッグや装備を外し車から飛び出る準備をする。

そして無事に帰宅し玄関を入りトイレの入口を見て愕然。
何とスリスリのスリッパが置いてある・・・・・と云うことは使用中?

「おい、出てくれ。拭かなくても良いから早く出てくれぇ」と叫ぶ。
叫びながらトイレの電灯をパチパチしズボンを脱ぐ。

「漏れたら拭かせるぞ」と云った途端「天国への入口」が開いた。