北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

震度7だって

2018-09-07 17:31:18 | 日記
眠剤を飲んで熟睡し、未だ薬の残ったボケーッとした頭で起きて行ったらいつもと様子が違う。
居間には私より寝坊助のスリスリがいるし、テレビがついていない。

何と夜中に安平で震度7の大きな地震があって私の町は震度4?
それを全く知らずに眠りこけていた私。

震源地に近い、厚真火力発電所が止まり全北海道で停電だと云う。

北海道中全部が停電なの?そんなことあり得るの?他にも沢山発電所はありそうな気がするけれど。

ルンバはクルクルとハンドルを回すと発電しながら聴くことができるラヂオを出してきてクルクルしなから耳を澄ませている。
私はバッテリーで起動するノートPCで情報を得ようとしたのだが、ルーターに電源が来ていないのでダメ。

スリスリはスマホで情報を仕入れGSが閉じていてバスも止まっていると報告。

私は倉庫や納戸を調べて懐中電灯とランタンを見つけて点灯を確認。

携帯電話を確認したら、次々と入ってくるマイフレさんからの「大丈夫?」メール。
沢山心配されていることに感激し返信しているうちに電波が弱くなった。

幸いもにガスは使え、市内にある浄水場に水が無くなるまでは水も出ると云うので鍋に水を貯えたのだが、携帯で連絡していたマイフレのT子さんから、「鍋で御飯を炊いたら?」と云われ、(そうかぁ、その手があった)と喜び、ルンバに久しぶりの命令口調。
「鍋で御飯を炊きなさい」
こう云う時の家長は威厳があるのだ。

いつもは食欲が無いのに、暖かいホカホカのオニギリは とても美味しかった。

車中泊の時、車で携帯の充電ができるように改造してあったのを思い出し、エンジンをかけてスリスリのスマホと私の携帯を充電。
ついでにガソリンを補充して街の様子を見てみようかと走らせてみたら、近所にある、普段は客を見たことがない あまり新鮮とは言えない食料・雑貨を扱う店では入店制限をするほどの行列。多分開店以来の人出だろう。

GSはどこも閉じていて、一軒開いていたENEOSには長い、長い、長い、どこまでも続く長蛇の車列。
スーパーやホームセンターにも見たことが無い程の長い、長い行列。



その点我が家は菓子類が豊富にあり、普段でもカップ麺を食べることがあるので贅沢を云わずに普通に生きていける。

帰宅して夕暮れ前にオニギリを頬張っていると「もう夕食なの?」と云うルンバ。
「当たり前だろう、日が暮れたら真っ暗で何も出来ないから」と未だ何とか威厳のある家長の私。



あわててオニギリに手を伸ばしたルンバを横目に懐中電灯を持ってトレイへ。



少し萎びたジェームスに灯りを当てながら放尿し、「明日も頑張ろうね」と気合を入れた。

やるときは やらねば

2018-09-05 22:04:30 | 日記

昔、石原裕次郎が唄の中で「何だい ありゃ、風速40メートル?アハハハ」と豪快に笑い飛ばしていたけれど、今回の台風21号は風速60メートル超えだ。

さすがの裕次郎も腰を抜かして小便をチビるに違いない。



私?、私はテレビを観ながら「うわっ、うわっ」と叫んでいた。



関空は冠水と云うよりも沈没に近い状態。ミニカーのように吹き寄せられた車やコンテナには唖然とした。





色々なものが空を飛び、ついには人間までビヨーンと浮き上がって落下。

雨と云えば傘と思ってしまうのか、強風に煽られながらも何とか傘をさそうとするアホ。



メリーポピンズのように優雅に飛んだら拍手ものだ。

こちらは直撃を受けず北へ抜けてくれたのだが、潮風が吹き荒れたために家も車も白く汚れた。



それで錆を防ぐために今日はホースを延ばして洗車。
ついでに家の壁と窓にも水を吹きかけたのだが、イマイチ水圧が足りなくて物足りない。

明日は久しぶりに高圧洗浄機、ケルヒャーを引っ張り出してみようかな。
けっこう音が大きいし、接続が面倒だけれど仕方が無い。

頑張る時には頑張らないと、見下されてジェームスと同じ運命を辿ってしまうからね。

日本で唯一の炭鉱展示館

2018-09-04 20:29:11 | 旅行

(これは8月末日のこと)



昼の便で飛び立つ微魔女たち。

その前に最後の市内観光だ。
港を眺めた後、彼女たちが希望したのは、日本で唯一の炭鉱展示館。



日本中にあった石炭の炭鉱の中で、唯一生き残り細々と採炭を行っている旧太平洋炭鉱、現釧路コールマインの施設だ。

隣にあったホテルは経営悪化で廃業し丘の上にはこの展示館、そして向かいに体育館と葬儀場が寂し気に散らばっている。



時々マニアが訪れる程度のこの施設。受付のオッチャンは、いつも向かいの体育館でヒマ潰しをしているのだが・・・・・この日も我々の姿を見つけて体育館からすっ飛んで来た(笑)

「ヒマだから付きっきりで説明してくれるよ」と云っていた通り、薄暗い模擬炭鉱に案内されて馴れた説明を聞くことになったのだが、女性相手だからか熱心過ぎて説明が長い。








釧路名物の残りの一つ「スパカツ」を注文したものの飛行機の出発時間が迫っていてテイクアウトに変えてもらった。

必死になって空港へ飛び込み何とかセーフ。
サヨナラのハグも無く、微魔女達は空へ飛び立った。





帯広は やっぱり豚丼さ

2018-09-03 20:23:50 | 旅行

微魔女たちは「豚丼」を御所望だ。
となると今日の行先は十勝と云うことになる。

もちろん釧路にも豚丼を提供する店はあるのだが、本場には敵わない。

豚丼を食べるだけではモッタイナイので海岸線沿いに十勝を目指した。

ここにもあるマニアックな場所、昆布刈石展望台に寄り道。



豚丼店へ直行すると行列に並ばなければならないので時間調整の為に、今度は田中義剛で知られる花畑牧場へ。





土産物を次々と買う魔女達につられて私もつい買ってしまった。
飼われているアルパカやロバを眺め、道の駅で遠慮せずに試食品を食べた後、六花亭製菓が管理する庭園「六花の森」へ寄り、花を楽しんだ。















さて、いよいよお待ちかねの豚丼だ。
昼時を過ぎているので目論見どおり行列は消えていてカウンター席へ横並び。

ジュージューと炭火で焼いている様を立ち上がって覗き込む口元からヨダレが垂れそうでヒヤヒヤ(笑)

その時、椅子に座った男性を見てビックリ。一度しか逢ったことのない釧路のブログ友Rさんだ。久しぶりの挨拶。どうやら札幌出張の帰りらしい。

運ばれてきた豚丼。バクバクと完食した魔女達は、美味しかったようで会計の時、店内で販売しているタレを全員が買っていた。



これで彼女たちにも帯広の豚丼の味がしっかりと記憶されたことだろう。

濃い霧の摩周湖を諦めて神の子池へ

2018-09-02 20:09:09 | 旅行
天気予報は大きく外れて濃い霧が漂い、時々雨。

でも明日の方が天気は悪いらしいので微魔女たちを連れて釧路湿原へ向かった。

今日は昨日とは反対の東側にある細岡展望台から蛇行する釧路川と湿原を見下ろした。





北海道には来たことがあると云う彼女達を感激させるのに四苦八苦。
観光ルートから外れた場所を飛び石のように走り周るしかない。

季節限定の観光駅「釧路湿原駅」へ寄ったのだが、ここにも隣国人の姿。





ヤチボウズ(谷地坊主)と 湿原に空いた底なし沼のようなヤチマナコ(谷地眼)の説明をして塘路湖にあるカヌー乗場へ寄ってみたら、何と少し浅いヤチマナコへズボッと入る体験コースなんてのを見つけてビックリ。
希望者がいるのだろうか。



雲が低くなっていて摩周湖は無理と判断し、裏摩周にある「神の子池」へ向かった。

ここは摩周湖の伏流水で出来ていると云われる池で、青く透き通った水の中にオショロコマ(カラフトイワナ)が泳いでいた。





大きく迂回して日本最大のカルデラ湖である屈斜路湖畔の砂湯に到着。



低く下りてきている雲の隙間から見える湖面を眺め、何故か茹で卵を買ってきて食べる魔女達。



北海道といえばイモ団子とか揚げイモなのにね。魔女は茹で卵の方に食指が動くようだ。