北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

人生最初の挫折

2018-09-12 21:56:22 | 日記
今日は遠い親戚のお婆さん(おばさん)の通夜だ。

私が最後に合ったのはかなり前で、遺影も少し若い頃のものなのでオバサンと云う印象の方が強い。

実は彼女、私が人間界に生まれ出て初めて逢った家族以外の女性だ。

自他共に認めるオッパイ星人の私は、その時 亡母に抱かれて乳首を咥え、至福の時を過ごしていた。

前歯が生えてきた頃だから、多分 生後1歳前のことだと思う。



乳首の感触を楽しみ甘噛みをしては吸っていた私は、つい力が入ってしまったらしく母が悲鳴を上げた。



同時に愛しの乳首は私の口から逃げ、母は痛む乳首を抑えながら近くの女性と何かを相談していた。

この頃の私は日本語を解しないので、何を言っていたのかは判らないのだが、二人の目が「とても嫌な感じ」で私を見ていたのを記憶している。

(これは きっと何か良くないことが起きる) と感じた私。

案の定、それ以後、私がいくら泣いても「大人になるまで」乳首が私の口に入ることは無かった。



つまり亡くなったオバサンは私から大切な乳首を奪った張本人なのだ。

私の人生に最初の挫折を与えたオバサン。

今はもう憎んではいないけれどね。

オバサンのことは、いつまでも忘れないよ。
南無・・・・・・・・・・

ワンコのように

2018-09-11 21:28:35 | 日記

昨夜の天気予報で冷えるとは聞いていたので準備はしていたが、多分予報異常に冷えたのだと思う。

何と稚内ではマイナス0.9度だったらしい。9月なのにマイナスだ。

私も寒い中頑張って起きて布団を一枚掛けた。

空は青空、雲がほとんど無い。

いつもより早い時間から活動開始したのはスーパーの開店時間に合わせたからだ。

少しずつ色々なものが揃ってきているとは云え、その数は少ない。

今日は何が買えるだろうと食品棚を見て歩くと、何とヨーグルトを発見。



これはルンバの快●ンの為に絶対に必要なものだ。

サッサッと6ケ籠に入れて確保しレジへ。



ルンバはきっと大喜びで迎えてくれるに違いない。

私はご主人様が喜んでくれることが一番嬉しい。



ワンコのようにルンバの周りを走りまわって、尻尾の代わりにジェームスを力いっぱい振ろう。



もはや戦後か

2018-09-10 20:02:36 | 日記
夜、本を読む癖がついてしまい昼寝が増えた。

目覚めたら家には一人。
ルンバは自分でハンドルを握って買物に出たようだ。

日本でも指折りの水揚げを誇る釧路港に魚が無い。
スーパーの店頭からは、肉、それに乳製品も消えたままだ。



玉子に牛乳、パンも欲しいのだが「戦後か」と云いたくなる程に食料不足が続いている。




夕方、ルンバが帰宅して得意顔。

玉子とパンを買えたのが嬉しくて騒いでいるのだが、私も玉子が買えたなんて信じられなくて大喜びで家内を讃えた。



ほとんどスッピンのルンバ。
モンペを着せたらマジで「戦後」だ。



チラッとセーラー服を着た姿を想像したが、すぐに思いっきり強く消し去った。



「星3つ」・・・・・堺正章風に

2018-09-09 20:45:27 | 日記
今日もスーパーへ行ってみたが肉、魚、牛乳に卵などはゼロ。
店内を歩きまわる奥様達は、数少ない食材の中から作ることの出来る料理を導き出す為に悩みまくっているのか眉間には皺が刻まれていた。

ルンバに頼まれた小麦胚芽のパンどころか一つもパンが無い。
豆腐も納豆も無くて、何とか手に入れたのがバナナ一房。

それだけ持ってレジに並ぶのも気が引けてチョコを一つ加えた。

やっぱりマックは今日も閉じていて、淡い願いを込めて遠くにあるモスまで車を走らせたが、案の定モスも照明が消えていた。

思いっきり沢山の車が停まっているのが書店。中古の本屋も新書の書店も沢山の車で埋まっていて、きっと停電で時間を持て余し一日、二日と連日読書三昧の人が多かった証拠だろうと思う。

いつもは数ページで睡魔に襲われる私でさえ、停電の暗闇の中、淡い懐中電灯で照らしながら3冊も読んでしまった。

その中の一冊が最近読んだ本の中では秀逸で、私の評価では望月麻衣さんの「京都寺町三条のホームズ」以来の三ツ星作品だ。

私は読んだ本にランクを付けるのがクセで三ツ星を付けるのはマレ。
いつもは二つ星が多く三ツ星を付けたと云うことは、かなりお勧めと云うことだ。

著者は「岬」としか書かれていなくて、苗字なのか名前なのか判らないが文庫本の舞台が私の住む釧路だったので、内容を確認することなく手に取ってしまった。

本のタイトルは「旅籠屋あのこの」
ナンジャ、この変なタイトルは・・・・・と思いながら読み進んで行ったのだが、途中で気が付いてしまった。

内容は私の嫌いなホラー???
死んだ人が出てきて、「旅籠屋あのこの」と云うのは「あの世」と「この世」を繋ぐ旅籠と云うことのようだ。

亡くなった人がどうしても伝えたかった事、亡くなった人へ言いたかった事等、旅籠を利用することで気持ちを伝え合えるのだ。

最初は怖々と(嫌な気持ち)満載で読んでいたのだが、どんどん引き込まれて読み終わる頃には心がホッコリと温かくなり、こんな旅籠が現実にあったらなぁ と思ってしまった。

と云うことで、久しぶりに「星3つ」・・・・・堺正章風に(笑)

平凡な日に戻れば

2018-09-08 21:22:08 | 日記
日が落ちると街は今まで見たことも無い闇に包まれた。

微かに窓の中でチラチラしているのはランタンの灯りだろうか。

街灯の光も無い漆黒の中、星空だけが輝きを増していた。



何もすることが出来ないので眠ろうとするのだが眠りに入られないのは、多分神経が張りつめているからだろう。

眠剤をいつもの倍飲んで やっと夢の中。Zzz・・・・・



回復まで1週間はかかるかも知れないと云われていた電源が翌朝8時20分に突然復旧してテレビが映る様になった。

冷気が逃げるのを恐れ、できるだけドアを開けないようにしていた冷蔵庫だが、アイスクリームも溶けてしまっているぐらいだから、果たして食べられるものがあるのかどうか。
とにかく半ば溶けたアイスクリーム類を次々と平らげ、牛乳もゴクゴクと飲み込んだ。







GSの行列はまだ続いていて、コンビニの店頭からはパン、オニギリが消え補充されないままだ。

スーパーは沢山の人で溢れているのだが、クーラーが使えなかったためだろう、肉、魚の生鮮食品に卵や冷凍食品が消え、陳列棚には何も入っていない。



何とか残っているのは菓子類や野菜が少し。

数年前にニュースで見た近隣国の何も並んでいないスーパーを思い出した。



それが今日になってGSの行列が消えていて普通にガソリンを満タンに出来たのが不思議で、急にどうしたのだろうと その変化に馴染めない私。



スーパーには まだ魚も肉も並んではいないけれど、これだって数日後には元に戻るに違いない。

平凡って良いねぇ。

普通に生活できる喜びを噛みしめてマックへ行ったら、まだ閉まったままだった(+o+)



食べられないとなると、無性に食べたくなって・・・・・マックよ、頑張れ。