薩摩錫細工は島津家十九代当主光久によって、奨励された工芸である。錫は人体に害がなく、融点が低く加工がしやすく飲食器や工芸品に、また銅との合金(青銅)として大砲の砲身に利用されるなど幅広く使われている。
錫器の精密な細工は茶筒や茶器などの機密性に見られる。蓋を口の上から下ろしていくと。スーと少しずつ下がっていく。ガタガタしたり、ストンと落ちる事はない、蓋と本体との隙間はミクロン単位であろう。
そんな精密な細工物を実演販売しているのが、厳つい風貌の岩切君、少し斜めに傾いた眼鏡をかけている、きっと、若い頃はヤンキーだったに違いない。体育会系のノリで、先輩後輩関係にはちょっとうるさい!
先日、府中の伊勢丹に出店した折、宿泊したホテルで幽霊が出たという。それも、3本立てで!最初は、虎が出てきて足に齧り付かれて、心臓をバクバクさせながら飛び起きたそうだ。夢の中に出てきたのですな、次に、暫くすると今度は若い女性が部屋に入ってきて、恐ろしい顔で見ているそうだ。気持ちが悪くて夢から覚める。 (周りの仲間からは、本人が自分で風俗の女性を呼んだのだろうと言われているが?) そして、3本目は「ベッドのシーツが体に纏わりついて動けなくなった」と云う。いわゆる、金縛りという物だろうか?
あまりの恐ろしさに、もうそれから眠る事はできず、朝までまんじりと起きていたそうだ。 翌日、伊勢丹の担当者にその事を話すと 「やはり出ましたか!」と・・・・・・・。今までも、何回も幽霊が出たと聞かされている様だ。
担当者も心得た物で、翌日から別のホテルを手配してくれたという。以前から府中伊勢丹に出店している業者は、幽霊が出ることを知っており、みんな別のホテルを予約している。
この体育会系の風貌と、幽霊話を恐る恐る話す雰囲気のギャップが何とも可笑しい!
もし、府中で幽霊の出るというホテルを体験したいという人は、是非一度、チャレンジしてみては?福ちゃん、如何ですか?
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