一年ぶりの大阪での催事である。
昨年の5月は「インフルエンザ騒動」の真っ只中で、新幹線で大阪に着くと、街行く人も、電車の中も、デパートの店員までもが、すべてマスクずくめであった。マスクをしていない私を白い目で見られた。
人混みに出かけてくる人は少なく、普段の半分以下の来客で、閑散としていた催事場であった。
今年は、新しいビルに変わって始めての催事である。
天井までの高さもあり、明るく、通路も広くなっている。お客さんの見える所は、随分、綺麗になっている。しかし、バックヤードに入ってみると、飾りつけは一切無く、ボード版むき出しの作りである。
「昔の様に、百貨店だから、全てを綺麗に!」と云う時代では無いのだろう?
実質的になったのだろう?
見た目は綺麗にして、見えない所には徹底的にお金を掛けない。
「シャツやスーツは綺麗な一流品を、下着は少々破れていても構わない」ちょっと例えが違ったか?
大阪について、準備の前日に、大阪の学校に来ている長男坊と一緒に食事をした。
大阪といえば、お好み焼き、たこ焼き、串揚げ・・・・・などのB級グルメが有名な土地だ。
大阪名物の串揚げ屋に入ってみた。カウンターだけの立ち飲み形式のお店である。
立った位置が悪かったのか?無愛想なおばあさんが「串は一種類2本からです。」と小さな声で言う。
「ビールを1本と、うずら・若鳥・エビ」と注文すると、揚げたての串カツを放り投げる様に置いていくのを見て、随分気分が悪くなった。「何で、こんなに愛想が悪いのだろう?」
大阪の串カツ屋では、カウンターにソースの筒が置いてあって、その中に串カツやキャベツを付けて食べるのだが、
キャベツをソースに付けると、目の前の甲虫の様な婆さんが、
「二度付けはあきまへんで~」と言ってくる。
「あー、今日は本当に立つ場所が悪かった。この婆さんのおかげで、折角息子との楽しい時間に水を注された様な感じだ」
チャンチャン
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