2011年の最初のミーティング。
今年の竹工房オンセのテーマは
「万事塞翁が馬・七転び八起き」 です。
ようやく、長い長いトンネルから抜け出した様な気がします。長引く景気の停滞、何時までも続くデフレ感、ダメ出しでリーマンショック! と、厳しい状況が続きました。
先の見通しが見えないときは、不安がいっぱいです。
反対に、現状は悪くても、先の見通しが立って来ると、人間は元気になってきます。面白いものですね。
この3年間で、何とかしなくては!と、もがいて来た成果が少しずつ現れてきました。ネット販売も、何とか軌道にのりつつあります。新しい販路も広がり、作品にも巾が出てきました。
一生懸命やっていれば、一筋の光明が見えてくるものです。
一所懸命、もがかなければ絶対気が付かない光です。
ようやく、気持ちが軽く明るい方向で、ミーティングで報告が出来ました。
最後には、「今年はしっかり、みんなで儲けて、海外旅行に行こう!」と冗談も出るような感じです。
そんなミーティングの日に、花を添えるような知らせが入りました。
今年の「暮らしの中の竹工芸展」で、竹工房オンセを卒業した、遠藤君が県知事賞と九電メセナ賞のダブル受賞、賞金数億円を獲得、同じく大内さんが市長賞を受賞しました。遠藤君、大内さん、おめでとう。
先日は、同じく工房オンセの卒業者の梶谷さんが、伝統工芸士に認定されました。こちらも、本当におめでとうございます。
嬉しい事です、工房オンセを巣立っていった人たちが、それぞれに頑張っておられる、こんな知らせを聞くと、こちらも元気になります。私も、彼らに負けない様頑張って行きますよ!