高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

竹細工師見習いき?

2011年05月08日 06時47分09秒 | 後継者育成

私が浦和伊勢丹に出店している時と同じくして、同じ浦和で“楽風”と云う、ギャラリーで、大宮出身の竹細工の後輩が展示会をしていた。

夕方、後輩のK玉さんが伊勢丹の会場に挨拶に来てくれた。

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まだ学校を出て、1~2年なので、作品のレパートリーも少なく、販路も無いので苦労しているようだ。

私も二十数年前には、彼女と同じように新しい販路を作ろうと、全然知らない問屋さんや、ギャラリーに飛び込みで営業活動をしてきたものだ。
少しずつ作品にも力がつき、お客様が増え、出店できるギャラリーやデパートにも広がりを持ってきた。
そんな自分の経験を踏まえて、アドバイス!

「家にいて物を作っているだけでは絶対ダメだよ。
もっと積極的に、いろんなお店に飛び込んで行かなくては!」
「いっぱい、恥をかかなきゃ!」

そこで思いついたのが、

「東京の繁華街で、例えば、新宿とか渋谷などで、山の様に竹篭を背負って営業してみたら・・・・・・
体の倍くらいになる様な量を、紐で括って歩くだけで人目を引くから・・・・・・
「こんな格好で、うら若い美しい職人が篭を売りに来た」と云うだけで、インパクトがある。」是非、やって見なさい!世界観が変わるから!」

と、人ごとだから好い加減な事を言う。

でも、ホントにやったら、新しい一ページが開けるだろうに

頑張れK玉さん!

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