商品とそれに付随する付加価値で値段をつけるのだが、値段付けと云うのは本当に考えさせられる。
高くて良い物は、当たり前
高くて悪い物は、論外である
次に
安くて悪い物は・・・・・なるほど、そこそこか
では
安くて良い物なら一番良いのだが、残念ながら、安くて良い物が売れるか?と云うと、そうならないから、世の中不思議である。
手間隙を掛けて、価値のあるものを安く売っても、お客様はあまり喜んでくれないのだ。
今回の催事に、別府の職人が作っているパン篭を持ってきた。一番最初にこのパン篭を見た時、あまりにも作りに対して安すぎるのでびっくりした。
私のところで、これほどの物をこの値段で出すことは出来ない、と思った。
何故、こんなに安く出来るのか?
長年この篭だけに特化した熟練された技と、おそらくは、年金収入の傍らで生計を立てている副業としての値段なのか?
技術的に見ても、「これほど手を掛けて、完成度の高い作品は無いと思う、しかし、
一般の人から見ると安すぎて安物に見えてしまうのだろう。
こんな事があったという、
ある硯屋さんが、10万円の値段をつけた硯がなかなか売れない、
そこで、回りにいた業者が「この素材で、この細工で10万円とは安すぎる!」と冷やかした。
それで翌日、100万円の値段をつけたら早速、売れたというのだ。
買った人は、「この高価な硯で墨を磨れば、素晴らしい字が書ける」と思うのである。
まるで、落語の「はてなの茶碗」の様な話だが、
値段はあって無い様な物で、欲しいと思う人の思惑によって決まってくる。
何か?納得できたような、出来ない様な?ん~ん
箸の通信販売 竹バッグ すべらない箸 名入れ箸 名入れ ギフト
記念品 贈り物 竹細工 箸 名入れ 竹工房オンセ楽天ショップ
このブログの応援をこめて、下のバナーを ポチッと押して下さい!
ワンクリックありがとうございました。