昨日は、次男坊シンラの通っている岩田学園 APU・立命館コース の高校1年生・2年生を相手に、竹細工教室に行ってきた。
昨年に引き続いての竹細工教室であった。
昨年は、素人が竹細工をするのに、一番適している「四海波花かご」の制作を行った。
最初に依頼があった時、
「2年生は昨年「四海波花かご」を、教わっているので、1年生と2年生は、違った物を教えて欲しい」と、要望があった。
とても、無理な注文である。同じ時間に同時に違う物を教える事は、どう考えても無理である。何故なら、教える人間が、私一人しかいないのだから・・・・・
結局、当初の1年と2年に違った物を教える事は出来ないので、昨年遣っていない物を教える事に成った。
今年の教材は、「風車」にすることに、
たった4本のヒゴを使って、この立体的な風車が出来るとのは、素人から見ると不思議な事である。
さて、いったいどんな授業になりますやら・・・・
大講義室を使って、授業が始まりました。
本来、私がこの風車を制作するのには、2分くらいで作ります。
10時半から12時半までの、2時間なので、充分時間があると思っていたのですが、何分、竹ヒゴを見るのも、触るのも初めての生徒も沢山います。竹ヒゴの表と裏を教える事から始まります。
黒板に大きなヒゴで説明しながら、途中途中を確認。
みんな一生懸命やっています。
「解らない時は、手を挙げて下さい」と、云うと、最初に元気よく「判りません!」と手を上げるのが、先生のテーブルでした。
このチームに教えるのが、一番問題であった・・・・(笑い)
私の計算では、前半の1時間で骨組みの風車を作り上げ、後半で羽に紙を貼り、軸棒に爪楊枝で留める。
残った時間で、竹細工の話や、材料取りの話をし、最後に全員が作り上げた風車を持って、記念撮影をしたいと、思っていたのですが・・・・
残念ながら、一人で36人を教えるのには、やはり、無理があるようです。(補助員として、妻が手助けをしている)。
判らない所へ行って、手直ししている間、他の生徒たちの手は止まってしまう。
事前に、各テーブルに一人ずつレクチャーして置き、各テーブルで指導できる人員がベストな状態だと思いました。
骨組みが完成し、和紙を張る段階になったら、残り時間15分しかありません。
時計を見ながら、急きょ、予定変更・・・・・
先に、軸棒に風車を取りつけさせ、和紙を張ることは、後で、各自が行う。と、いう事にしました。
これは、私の計算ミスでした。40名近い素人に、一人で教える事の難しさを感じました。
しかし、最後まで、仕上がったテーブルもあり、喜んで風車を回している笑顔は、目がキラキラと輝いていました。
このブログの応援をこめて、下のバナーを ポチッと押して下さい!
ワンクリックありがとうございました。