学校の卒業式には、憧れの人の第二ボタンを貰おうと、女の子は小さな胸をドキドキさせながら、憧れの君に告白するのです。
真っ赤な顔をして、「先輩の第二ボタンを下さい・・・・・・」
私の中学、高校の卒業式では、私の第二ボタンをゲットしようと、血みどろの戦いが行なわれたような、行なわれなかった様な、・・・・・記憶は定かではありません。
卒業式に制服の第2ボタンを好きな人から貰う風習は、
実は、昭和30年代に公開された戦争映画から来ているそうです
映画の中で主人公は、旧日本海軍の予科練生で神風特攻隊として出撃が決まり、
好きな人に「自分は何もあげるものが無い」
と言うので自分の軍服の第2ボタンを好きな女性に上げるシーンがあったそうです
その映画から来たのか
戦時中に強制的に戦争に行かされた若者たちが、もう2度と帰ってくることができないかもしれない旅立ちの日に、
1番大切な人に思いを伝え形見として軍服のボタンを渡していた
第二ボタンは一つしか無いのですが、戦いに負けた女の子は、第三、第四、最後には、袖のボタンまで持っていかれてしまいました。
なぜ、こんなボタンの話になったのか?と云うと、
これは、大学受験をするために、次男坊が学生服で帰省して来ました。
そのボタンです。
今のボタンは、昔のように糸で結び付けるので無く、カウスボタンの様に、裏に留め具が付いているのです。
次男坊のボタンは、代々、応援団長に託される、由緒正しいボタンの様です。
彼から、時代の応援団長にバトンタッチされます。
菊の紋章に、喧嘩上等とは、ちょっと危ない文字ですが・・・・・・・
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