高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

カナダ旅行 二日目 2  グラウス・マウンテン

2015年09月12日 13時51分18秒 | 旅行
キャピラノ渓谷から、バスに乗って、今度はグラウス山へ

今回の旅行の中でも、大きな目的の一つである「ジップライン」に乗るためだ。

バスで、グラウス山麓に到着すると、そこからはスカイライドという、ロープウェイに乗って、山頂に上がっていく

6分ほどロープウェイに乗っていると、バンクーバーの市街が一望でき、その先には太平洋が広がっている。




ダウンタウンから、30分ほどで、こんなにも豊かな自然があるのかと、カナダの雄大さを改めて感じる。

山頂に上がると、木こりのショウがあったり、グリズリー熊が鮭を食べる所を見れたり・・・・いろいろな催しが開催されている。

私達は、一通り見学した後、目的のジップラインを体験に行ってきた。

受付で、何やら注意書きが沢山書かれた、申し込み用紙にサインする。


体重や身長制限があり、自分の体重を書き込む欄もなる。ここは、ぎりぎりセーフだ。

きっと、「何か事故があっても、当方は一切責任を持ちませんよ!それでも、良いですね!」と、書かれて居たような気がする。

しかし、サインしないことには乗せてくれないので、とりあえずサインをした。

ヘルメットとハーネス(ハーネスとは、滑車から出た紐を引っ掛ける装身具)と、滑車を渡される

3分ほど、インストラクターの注意事項などがあるのだが、残念ながら、ぜんぜん判らない!

一応、解った振りをして、隣の人が笑うのを聞くと、一緒に笑っておいた。



さて、いざ出発だ。

5本のジップラインがあったのだが、

最初は、傾斜も緩く、距離も短い物で、ジップラインとは、こんなものですよ~という、ラインを体験する。

50mほどのラインだが、初めて体験するものに取っては、なかなかの物である。

最初はドキドキするが、実際に滑べってみると、ぶら下がって居るだけなので、だれでも出来る爽快な乗り物だ。

両手を離しても、体全体がサポートされているので、ぜんぜん危険は無い!

ワイヤーが切れた時とは、ハーネスに問題が起きた時は、一巻の終わりであるが・・・・

1本目を体験すると、もう気分はベテランプレーヤーに為ったような気がする。

2本目は、ぐっと距離も長くなり、傾斜もきついので相当なスピードが出るものであった。

スタートすると、シャァーという滑走音と、時速80キロの空気感、そして、着地する時は、ガシャーンというストッパーに当たる衝撃がある。

続いて、3本目。



4本目が一番長くて、左手にバンクーバー市街を見下ろしながら、シャァーと滑べって行く。

もう、私はターザン!



5本目も、同じ所を戻ってくるラインであるが、

ジップラインというのは、高い所から低い所に向けて、滑り降りる物なので、帰ってくる時は、対岸で、一度高い所まで登らなければ為らない!

これが、がっしりと体を縛っている器具を浸けながら、滑車を持ち、急な山道を登るのがきつい!

滑っている時は、天国であるが、登っている時は地獄である。

昨日まで、「私も出来るかな?」と不安がっていたエツコーネも、

「最高に気分が良かった!」と、大喜びであった。

ジップラインを体験し、汗びっしょりになり、グラウス山を後にした。




晩御飯

ダウンタウンから、ホテルまで歩いて30分ほど

ブラブラと、観光しがてら歩いてホテルに戻ってきました。

一度、シャワーで汗を流し、晩御飯を食べるためホテルを出た。

昨日に続き、下調べ無しで、良さそうなお店を匂いで嗅ぎ分け、入っていみる。

メニューを見ても、7割方は判らない・・・・・

何とか、分かりそうなメニューを適当に頼んでみる。

今回も、なかなか良い店に入りました。

ワインリストを取り寄せ、知ったような振りをして、ワインを頼む

担当者との会話も、ほとんどは判らないが、分かった風な顔をする

メニューのワインを指さし、「ボトル」と言う

すると、「ワンダフル」と、笑顔が帰ってきた。

エツコーネと、25年前に新婚旅行で、3ヶ月間旅した頃を思い出しながら、会話が弾む

楽しいひと時であった。

料理も、サービスも行き届いた良い店であった。




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カナダ旅行 二日目 1  キャピラノ渓谷

2015年09月12日 13時23分35秒 | 旅行

2日目は、キャピラノ渓谷とグラウス山に行く計画である。



朝9時にホテルを出発、
バスに乗って、ウォーターフロント駅に向かうつもりだ、

大きな看板に路線図が書いてあったので、それがバス停だと思い、
バスが来るのを待っていた。

目的のバスがやって来たので、バスに手を揚げると、「NO~!」と、手を振られる。
そして、先の方を指さしたのだ。

100mほど先に、人が並んでいる、
どうやらそこがバス停の様だ。慌てて走ってバス停まで辿り着く、
そんな幕開けの2日目であった。

ガイドブックによると、ウォーターフロント駅近くの、カナダプレイスと云う所から、
キャピラノ渓谷行きと、グラウス山行きの無料バスがあると書いてあった。

緑のジャンパーを来ている係員に、キャピラノに行きたいと聞くと、
早口で返事が帰ってくるので、何を行っているのか?全く、判らない???

何となく、40ドルほど要ると行っているように聞こえるが、解ったふりをして、バスに乗り込んだ。
内心は、「チケットが無いのに大丈夫だろうか?」と、不安であったが、
まぁ、そん時は「払えばいいや~」と、余裕をかましていた。

結局は、ぜんぜんチケットを見るわけでもなく、キャピラノ渓谷に着くと、
そこで入場券を買う、それが一人40ドルくらいだった。

きっと、バスに乗るときに、キャピラノ渓谷の入場料を売っていて、それを買ってから乗れ、と、言っていたのかな?と、推測する。

まぁ、そんなに大きな間違いは起きないものだ!

キャピラノ渓谷で入場券を買って、入り口に行くと、係員が手に赤いスタンプを押してくれる。



これが、ちゃんとお金を払った人ですよ~と判るように為っている。

最初に出てくるのは、吊橋だ。

大分の日本一の吊橋よりも、ゆさゆさと揺れるので、この方が面白い。

吊橋を渡ると、大きな大きなカナディアンシーダーが生い茂った森の中だ、直径が2mもありそうな大きな木ばかりだ。


巨大な木に包まれて、静寂の中の自然を味わおうと、世界中から観光客が来ているのだが、

その中に、ガビ鳥の様に、大声で話しまくっている中国人観光客。

中国人のマナーの悪さには、ホント、ヘキヘキする。何処に行っても、お構いなしに大声で話しまくるし、順番は守らない、

自分の言いたいことだけを、押し付けて来るのだ、

やはり、このキャピラノ渓谷でも、静かな自然を楽しもうと来ているのに、彼らの大声のお陰で、雰囲気は台無しである。

トイレに行った、悦子も、トイレの扉を半開きにしながら、トイレの個室通しで大声で話している中国人にびっくりだったそうだ。

なるべく遠くに、中国人の一行から離れて観光をした。

けっして、私は中国人に偏見を持つものでは無いが、実際に行われている中国人マナーは最低である。

他の国に出た時は、もう少し、他の人の事も配慮しなければ、世界の嫌われ者になりますな!



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