高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

カナダ旅行 11日目 トロント 3  カナダ人気質

2015年09月21日 04時03分38秒 | 旅行
トロントの4日目のこの日は、当初の予定では、「カナダ・プレイス」という遊園地に行く予定であった。

しかし、ナイヤガラツアーの添乗員に聞いた所、

「カナダプレイスは、子供が居れば、年に一回は行くところですが、我々夫婦では行かないですね。」という、

多分、日本で云えば、三重県のナガシマ・グランドガーデン的な所だと推測する。

そこで、さすがに、旅の疲れが出てきたこともあり、この日は「カナダ・プレイス」に行くのを止め、

ホテルでゆっくりすることにした。

食事は、ホテルから3キロほど離れた所に、小さなスーパーマーケットがあり、そこで買い出ししたり、または、ファーストフードのピザで済ますことにした。

朝、10時までぐっすり休んで居り、その後11時過ぎから、散歩がてら悦子と二人で外に出た。

ホテルのハウスキーパーの人に、「1時間ほど外出するので、その間に部屋を掃除しておいてね!」と、お願いしてホテルを出る。

近くのスーパーまでも、片道、2.7キロはあります。

ぶらりぶらり、散歩がてら歩いていると、犬の散歩や、歩いている人、自転車に乗っている人とすれ違う、

そして、例外なく、みんな「ハ~イ。」とか、「ナイスデイ」ちか、ニッコリ笑って声を掛けてくれる。

カナダ人は、非常にフレンドリーで、親切である。基本的には、土地と一緒で、広々としているので、大変おおらかである。

バスに、乗っていても、

誰かが、運転手にいろいろ聞いて、出発が遅れようが、全員何も言わずに静かに乗っている。

ビックリしたのは、バス停に止まって居る内に、突然、運転手が降りて行き、コーヒーを買って、片手にコーヒーを持ちながら帰ってきたり、トイレに行ったりするが、誰も、何も言わない!

(運転手が、運行中に居なくなる事自体、考えられないが・・・・)

また、道に迷って困っていると、「何か、判らないかい?」とか「手助けしようか?」と、声をかけてくれる。

私達も、言葉もほとんど解らないのに、見知らぬ土地で、辺鄙なホテルばかりにも関わらず、辿り着くことが出来たのも、カナダだったからである。

このカナダ人の優しさとおおらかさに付いては、昨日のナイヤガラツアーの添乗員さんが、つくづく語っていた。

「とっても、大らかで親切なカナダ人ですが、仕事に関しては、これほどやる気のない国民も珍しい。」と、何回も、何回も言っていた。

ナイヤガラの滝も、あれほどの規模で有名なのに、世界遺産に為っていません、世界遺産に登録しようと云う、気持ちすらありません、と、

街なかでは、あまり看板を見かけないので、とっても綺麗なのですが、根本的に宣伝をしようと云う気が少ないそうだ。

どんなに素晴らしい所でも、自分の方から宣伝しようという気は少なくて、「気に入ったら、お出で、拒まないよ。」とうスタンスだ。

カナダ政府が出している、ホームページでも、ほんとに質素なものだそうだ。

仕事は、9時始まりの5時終了ですが、みんな、9時半頃にやって来て、「ハ~イ、元気」と、平気に声を掛けてく、

そして、4時半には、みんな帰って居なくなっているそうだ。(笑)

トロントの街でも、日曜日に地下鉄が動き出すのが、10時からだそうだ。

デパートなども11時オープンで17時閉店というような、全くやる気のないのがカナダ人だと、言っていた。(笑)




散歩の途中で、すれ違う人達が、面白いものを付けている。ヘルメット用のバックミラーである。

きっと、今カナダでは流行っているのだろう。

2.7キロ行った所にあったピザ屋さんで、昼ごはんにピザを食べました。



こんなに大きくて、1枚(1/6枚にカットしたもの)が、4ドルくらいです。大きいですな!

ゆっくり、歩きながらホテルに戻ってく来て、部屋に戻って行くと、部屋の掃除は、手付かずのままだった。

時間は、かれこれ2時間ほど経っているのだが・・・・・・

私の英語が通じなかったのか?

それとも、部屋番号が間違って伝わってしまったのか?

フロントに行き、

「まだ、部屋の掃除がされて居ないので、掃除をして下さい」と、グーグル翻訳機で云うと、

ニッコリ笑って、「OK。ファイン」と、返事してくれた。

ロビーで、パソコンをいじったり、本を読んだりと、時間を潰していたのだが、1時間経っても、何も言って来ない。

ホテルのフロントの人は、仲間内で、ワイワイ喋っているだけだ、私達の方を、気にする訳では無い。

2時間位して、しびれを切らせて、エツコーネが部屋を見に行った。

残念ながら、まだ、手付かずであった。

また、1時間ほど、ロビーで時間を潰して、15時過ぎに、もう一度エツコーネが見に行くと、やっと、部屋の掃除が出来ていた様だ。

11時に「1時間ほどで、戻るから掃除をしといてね。」と、お願いしてから、4時間後にやっと出来ました。

まさに、カナダ時間ですな!

この日は、一日ホテルでゆっくりしようと決めていたので、ナイヤガラで買ってきた白ワインを開けて、スーパーで買ってきた、

摘みを広げ、テレビを見て過ごそうと思ったが、英語ばかりで内容が判らない、

パソコンのユーチューブで、日本の番組を見ながら休憩しました。

ちなみに、9月15日放送された、「踊るさんま御殿・2時間スペシャル」でした。(笑)







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カナダ旅行 10日目 2 ナイヤガラツアー

2015年09月21日 03時55分55秒 | 旅行
奇跡の出会いに、すっかり興奮し、肝心のナイヤガラの滝が全然乗っていませんでした。(^_^;)





初めて見るナイヤガラは、その大きさ、その美しさにおいて、日本では見ることの出来ない素晴らしいものでした。

世界中から、観光客がやってくるのがうなずけます。

先ずは、滝の近くの一番見晴らしの良い所から、滝を鑑賞、

次に、船に乗って、滝壺に進んでいく「ナイヤガラクルーズ」に乗船、



滝に近づくほど、水しぶきが増して、とても、カメラを出すことが出来ません!

このくらいの位置で撮るのが精一杯でした。

こんな体験は、もう一生の間に、数回しか無いだろう!(まだ、数回在るんかい!)

しかし、この迫力・感動は、どうしても写真では表現できません。

自分の思い出の中に、しっかりと刻み込んでおきます。

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カナダ旅行 10日目 1  ナイヤガラツアー 奇跡の出会い

2015年09月21日 03時04分41秒 | 旅行
この日は、朝早くからホテルを出て、HISから申し込んだ、「ナイヤガラ滝、一日ツアー」に参加する日だった。

朝の6:30にホテルをでる。

まだ、こんなに真っ暗だ。

この暗い中を、エツコーネと手を繋いで、地下鉄の駅まで進むのだが、さすがに、暗いうちは、何かと気分が悪い。

地下鉄に乗ると、まだ、ほとんどの乗客は乗っていない。



ユニオン駅まで行き、そこからは歩いて10分ほどの、待ち合わせ場所の「ウェスティン ハーバー キャッスル ホテル」に向かう。

ホテルの入口に着くと、「高江さんですか?」と、日本語で呼びかけられた、今回のツアーの添乗員の関さんだった。もちろん、この時が初対面である。

「このホテルから、高江さんを含めて2家族の6人が乗っていきますが、二組とも、郊外のオークビレッジから来るのですが、お知り合いですか?」と、聞かれた。

「いままで、このツアーに参加する人で、オークビレッジから来る人は、非常に珍しいらしい、そんな珍しい所から、同じ日に二組も来たので、びっくりしている」という、

「いいえ、全然知りません」

「では、出発まで20分ほどありますので、ホテルのロビーでお待ち下さい」と、言われて、私たちはホテルのロビー内にあったスタバでコーヒーを飲む、

すると、暫くすると4人連れの日本人らしき家族も、スタバでジュースなどを買っている。

時間が近づいて来たので、外に出てみると、先ほどの関さんと、真っ赤なカナダコーチの観光バスが止まっていた。

バスの一番前に乗り込む。

すると、先ほどスタバにやって来た家族連れが、やって来て、一緒に行くツアーメンバーで在ることが解った。

バスの中で、自己紹介する内に、娘さんがバンクーバーに留学しており、そこを訪ねて、日本からシカゴ・トロント・バンクーバーへの旅だと言う。

「へ~、凄いですね。私の息子もバンクーバーに留学しているのですよ。ちょっとして、知り合いだったりして?」

「物凄い数の学生が居るので、きっと、知らないと思いますよ」と、娘さんが言う。



(添乗員の関さん)

所が、添乗員の関さんが、私のことを「高江さん、takaeさん」の呼ぶのを聞いていて、

「え~~~~、ひょっとして、シンラのお父さん?」と、娘さんが言うではないか!

「え~~~~~、知っているの?」と、こちらもびっくり!

「お父さんの顔、見たことあります。」

シンラのフェイスブックに出てくる写真を見ていたのだ。

まさか、いくらカナダに人口が少ないと云っても、こんな形で会えるなんて・・・・・アンビリーバボゥ!

私たちは、日本を出発する前、シンラに「何か居るものは無い?」と、聞いたのだが、

じゃぁ、「友達にプレゼントするから、名入れ箸を持ってきて」と、4人の名前をメールされていた。

その4人の中に、この家族の娘さんが居たのだ。

バンクーバーに着いた時、こちらの友達と一緒に、食事会をしようと云うことに為り、こんどの月曜日に、バンクーバーですることに為っている。

その時に、「お箸に彫った、日本人の子は来ないの?」と聞いたら、「彼女は、ちょうど旅行中で居ないんだ。」と、言っていたが、

まさか、まさか、その旅行中の旅が、今回の旅だったのだ!

こんな事って、ありますか!



これが、奇跡的な出会いをした佐藤さん一家と

面白いのが、一緒に参加していたツアーの人達から、佐藤さんのお父さんと、私がそっくりで、「兄弟かと思った」と、言われたことでした。



確かに、雰囲気が似てますね・・・・

ツアーのメンバーの中で、私達夫婦が仲良く手を繋いで歩いて居たり、写真を撮っているのを見て、

「あの二人は、年取ってからの新婚さんだね」とか、「再婚通しのカップルよ」などと、噂されて居たようだ。

まぁ、それほど仲良く見えたのでしょうね、昨日は、夫婦の危機かと思えたのに・・・・・・(^_^;)

しかし、そんな奇跡の出会いによって、ナイヤガラツアーは本当に思い出深い物に為りました。




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カナダ旅行 9日目 トロント 3  CNタワー

2015年09月21日 02時13分24秒 | 旅行

トロントのランドマークである、CNタワーに登ってきた。

タワー入り口では、現在メジャーリーグの良いところを争っている「ブルージェイズ」は、このトロントの球団のホームグラウンドだ。



ちょうど、ヤンキーズとの試合が行われる日で、ブルーのユニホームを着たファンが一杯であった。

その歓声を横目に、CNタワーに登った、

高速エレベーターで、高さ300メートルでの、展望レストランでの食事である。



1時間で360°回転するのだ。

眼下に広がる、トロントの夜景、ぐっと、ロマンチックな夜と為りました。

結婚25年の記念旅行に、このCNタワーで食事ができたことは、思い出深いものである。

ビールとワインを飲み、ほろ酔い気分で、ホテル(民宿?)に帰ってきました。

翌朝は、早いので、そのままバタンキュ~。
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